2024年10月30日 米大リーグワールドシリーズ第5戦はニューヨークで行われ、ドジャースはヤンキースに7-6で逆転勝ちし、4勝1敗として4年ぶり8度目のワールド制覇を果たした。
過去大リーグのポストシーズンについては、ほとんど興味がなかった。しかし、今年は大谷翔平がエンゼルスからドジャースに移籍し、初めてポストシーズンに臨むことが決まり俄然興味が湧いてきた。
最初は、地区シリーズでダルビッシュ有が所属するサンジィエゴ・パドレスとの対戦となった。パドレスはナショナルリーグ第4シードで第5シードのブレーブスとの戦いでワイルドカードを勝ち上がって来たチームである。
地区シリーズは5回戦制で3勝したチームが次の地区優勝決定戦へ進める。地区シリーズでドジャースはパドレスとの対戦となった。
パドレスとの対戦では相手方のエース、ダルビッシュ有の活躍もあり1勝2敗となり、勝利が危ぶまれたがその後2連勝し勝ち上がった。
ワイルドカードのもう一方の方は、第6シードのニューヨーク・メッツが第2シードのフィラデルフィア・フィリーズを破り地区シリーズへ勝ち上がって来た。
地区優勝決定戦は、第1シードのロサンゼルス・ドジャースと第6シードのニューヨーク・メッツとの対戦となった。地区優勝決定戦は7回戦制でロサンゼルス・ドジャースが4勝2敗でニューヨーク・メッツを破り、ワールドシリーズに臨むこととなった。
大谷翔平とって米国大リーグ進出後7年目につかんだ念願のワールドシリーズ(7回戦制)への進出である。ワールドシリーズでは、ロサンゼルス・ドジャースが地元ロサンゼルスで2連勝し、その後敵地ニューヨークのヤンキースタジアム移り、1勝して世界一に王手をかけた。
ニューヨーク・ヤンキースにとって、ワールドシリーズ3連敗という屈辱的な状態になり、第4戦では必死の戦いを強いられ、ニューヨーク・ヤンキースが11対4で勝ち1勝上げ、4連敗というスイープを逃れた。
ワールドシリーズ第5戦は、序盤でドジャ-スが5点をリードされ、さすがに決着は地元ロサンゼルスに戻ってからか?となったところから、ドジャ-スの怒涛の反撃が始まった。
0-5の五回2死満塁でベッツの当たりは一塁への平凡なゴロ。だが、ヤンキースの先発コールがベースカバーを怠り適時内野安打に。続くフリーマンとT・ヘルナンデスには“正真正銘”の適時打が出て一気に追いついた。
再び1点を勝ち越された後の八回は犠飛2つで逆転。最後は第3戦で先発したビューラをつぎ込む執念で栄冠をつかんだ。
大谷は昨季まで所属したエンゼルスでは無縁であったポストシーズンでのプレーを望み、プレーオフ常連のドジャースを選んだ。その選択の正しさを改めて感じた次第である。
組み合わせと結果