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2010年3月の記事

2010年3月28日 (日)

鳩山首相にリーダーとしての資質はあるのか?

現在の日本は、国難に遭遇していると言っても過言ではない。その第一が普天間基地移設問題であり、今この問題が日本中を混乱におとしめている。この問題は、普天間基地周辺の住民の危険防止と言うだけの単純な問題ではない。移設により、住民の安全を確保することは重要であるが、これだけがこの問題の解決目標ではない。日本国の安全保障を確保した上でこの移設を行うことである。即ち、国民の安全と生命、財産を守ると言う日本国政府のミッションが果たされなければならない。

自民党政権時代、この二つのミッションを如何にしてなしえるかと言うことで、十数年費やして検討され、沖縄・米軍等々関係者の苦渋の決断により、辺野古のキャンプ・シュワブにV字型滑走路を作ることで一応合意して、平成14年迄に移設が完了する計画となっていた。

所が、昨年の衆議院選挙時民主党、特に当時その代表であったは鳩山代表は、独自の判断であまりにも軽々しく、何の裏付けもなく、見通しもなく、成算もなく、大衆受けする普天間基地の、国外移設又は最低でも県外移設を公約として取りあげ、選挙で大勝利する結果となった。

選挙公約した以上、最低でも県外と言う約束は守られるべきである。沖縄県民が苦渋の選択決断を行ったことを逆手に取るやり方で選挙に勝ったわけである。当然、沖縄県民としては、今度こそ沖縄の過重負担から逃れられるとこぞって民主党に政権を任せたのである。今更県内移設をぶり返されても納得出来る話ではない。

沖縄県民が納得する案で且つ米国の合意が得られ、日本国周辺の有事に対して安全が担保される案であるべきである。5月末までにこれらの条件を満足させる案に到達することが出来ないのであれば、鳩山首相は責任を取り首相辞任すべきである。

そして、第二は「政治と金」の問題である。民主党政権内において鳩山首相、小沢幹事長、小林議員、等々複数の議員の間で「政治と金」の問題が発生しているのにも拘わらず誰一人としてけじめをつけようとしていない。まるっきりほおっかむりで国会での参考人招致にも応じようとはしていない。そして党としての自浄作用も働いていない。党内から出る建設的な意見もごく少数である。鳩山首相に民主政治の根幹を揺るがす重大な問題であると言う意識が全く感じられない。リーダーとしてリーダーシップを発揮して小沢幹事長に引導を渡すべきである。その時は当然自らも責任をとるべきである。

そして、第三は郵政民営化見直しの問題である、国民新党の亀井大臣に任せっぱなしで気がつけば亀井大臣のやりたい放題の「民から官」へ逆行する案が提示され、承認している承認していないと慌てふためいている状況である。この問題も首相のリーダーシップ欠落から発生しているものである。

そして、第四は二酸化炭素削減の問題である。これも普天間問題と同様に、何の裏付けもなく、見通しもなく、成算もなく、他国から見れば自国の腹は痛まない敵失の案であり拍手喝采と言う無謀な提案である。二酸化炭素の二大主要排出国である、中国、米国、は知らん顔である。案としては、積極的で非常に良い案であるが、経済成長を妨げると言う視点からの検討がなされておらず、今では鳩山政権の人気取り案だとしてだれも見向きもしなくなって来ている。

以上のように現在の日本には、鳩山首相の軽率な発言に起因する問題とリーダーシップ不足に起因する問題が山積している状況である。このままでは、民主党の支持率は低下して行く一方である。普天間移設問題が5月までに解決しないのであれば、「政治と金」の問題と合わせて責任を取り、首相辞任と政治家としてのバッチを外すべきである。小沢幹事長も同様に秘書に対する監督責任、道義的責任、政治的責任を取りバッチを外すべきである。

そして、後の問題解決は民主党内の若手でやる気のある人にバトンタッチして任せて行くべきである。

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