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2011年2月13日 (日)

日本の政治に失望

現在の日本の政治は瀕死状態である。いや一部の評論家がコメントする死滅状態と言っても過言ではない。今現在政治は何の役割も果たしていない。今後の展望も全く見えない。内政、外交共に難問がいっぱいの状況であるにもかかわらず全く解決策が見えてきていない。このまま行けば、今年度の予算関連法案不成立で日本が頓死してしまう危険性が大である。

日本が解決しなければならない課題は、皆一様に認識していると思われるが、足の引っ張り合いで一向に解決の方向に進まない。これは政治家が悪いのかあるいは政治のシステムが悪いのか。政治のシステムと言うことであれば、先進各国でも2院制を採用しねじれ国会状態は頻繁に起きている。どこの国でも政治家の叡智により、連立の組み替え、案件毎の部分連合、等々により乗り切ってきているのである。所が日本の場合、政治家の度量が不足しているのか、資質がないのか与野党両方に言えることであるが叡智が働かず何一つ解決の方向に向かっていない。

日本の政治家が、2院制というシステムを使いこなすことが出来ず政治が停滞ばかりを繰り返すようであれば、日本の将来は暗澹たるものとなってしまう。政治の強いリーダシップで国を引っ張って行ってこそ国は発展するのである。その見本がシンガポールである。2院制というシステムは優れたシステムであるが、日本の政治家、政治風土がこれを使いこなすことが出来ないのであれば、1院制という選択も視野に入れざるを得ない。

いっそうのこと、日本の中央政府は1院制として、その機能も外交、防衛、治安、等々のみとし議員の定数も100人以下にし、後の機能は地方分権で地方(道州制)へ移管し地方で担ってもらうという大改革を行うことを提案したい。

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