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2011年11月29日 (火)

大阪「秋の陣」 終了

大阪「秋の陣」 知事、市長、ダブル選挙が終わった。当初予想し、期待していた通り「大阪維新の会」の圧勝により二つのポストを獲得することとなった。大阪市長選では、24区全てで維新の会の勝利、知事選では42市町村中、候補者の地元である池田市と能勢町のみで負け40市町村で勝利、というまさに完勝であった。

これでやっと改革のスタートが切れるポジション取りが出来たこと歓迎するものである。バブル崩壊後、大阪生まれ大阪育ちの企業が本社を東京に移す、企業の海外進出、等々で大阪の地盤沈下は激しく、年々平均給与は下がり続け、特に若者の間では閉塞感が漂っていた。もし、維新の会が勝てずこのままの状態が続くようであれば、大阪の未来は展望出来ず、衰退の一途をたどって行くのではないかと危惧していた。

今回の選挙のキャスティングボードを握ったのは若者である。若者の無党派層、特に20代、30代、40代、と若い層ほど維新の会に投票し、大幅に投票率(60.92%)をアップさせたことである。また、既存政党である自民党、民主党、を支持する人々の中でも半数が維新の会に投票したことである。

選挙結果から言えることは、如何に多くの大阪府民が、閉塞感を打破し、大阪を再生し、昔のように東京とならび立つ活気のある町、を取り戻して欲しいと願っていたかと言えるのではないか。

改革の本番はこれからである。大阪都にたどり着く迄には、いくつかの大きな壁があり、これを如何にして乗り越えて行くか? これから維新の会の真価が問われる、頑張って欲しい。そして、大阪を再生させ、西の成長エンジンとなり、現在「停滞沈滞している国政の改革」へと結びつけ、日本国再生へと導いてもらいた。

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