忍者“イチロー”、伝説よなる走塁!
10月9日、大リーグ地区シリーズでイチローが1回に“忍者”のような走塁で先制点を奪い全米を驚かせた。この走塁は今後大リーグ記録の中で
“世紀のスライディング” として伝説になり、永久に残って行くだろうと思う。
ここで、翌日の新聞、現地メディア、イチローのコメントを上げ振り返ってみると、
1.“イチローの舞” にオレンジ色に染まった適地がどよめいた。一回に一塁走者のイチローが本塁へ突入。捕手のタッチを2度かわし、見事に先制点を奪ってみせた。
2.ジョー・ジラルディー監督の言葉 信じられないプレーだ。相手の中継はすばらしく、野手の肩が強いのも分かっていた。なぜか捕手を回り込むことができたんだ。
3.イチローのコメント
「ああいうタイミングになるのは普通に(返球が)くれば分かりきったこと。(セーフになる)可能性を出すにはどうしたらいいか考えていた」
三塁を回ったときに「キャッチャーの頭の中、心理を考えた」という。瞬時にはじき出した答えは「スピードをそのままにしていては(セーフ)はありえない」、「スピードを上げたくなるが、スピードを落とすという発想(が大事)になる。ブレーキをかけることは別に怖くないし、どんな動きをしても怪我をすることがないという自信がある」
と長年の経験を生かした会心のプレーを振り返り、「審判がよくみてくれた」と話した。
4.現地メディア(電子版)驚きの見出し
「世紀のスライディング」(米スポーツ専門局ESPN)、 「驚異のスライディング」(CBS)、中には人間離れした動きをする米映画『『マトリックス』の主人公に例えた「マトリックス・ムーブ」(USAトゥデー)、「ニンジャ」(デイリー・ニュース)、等々である。
昨日のイチローのプレーをいくら言葉で説明し、聞いたとしても実感はわかないと思うのでビデオで振り返ってみたい。「百聞は一見にしかず」である。下記文字をクリックすると You Tube に接続し映像を見ることが出来ます。
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