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2013年3月20日 (水)

WBCが終わっての感想

全世界の野球をする国が参加出来る唯一の国際大会2013年度のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が終了した。

勝敗は時の運でもあり、日本が準決勝で敗れたことをあまり細かく追求したくない、と言うのが率直な感想である。3連覇は達成して欲しかったが、準決勝まで駒を進めることが出来た選手の健闘を讃えたい。

野球の発祥の国である米国でさえ、今年は本腰を入れ監督に元ヤンキースのトーリ監督を据え闘ったのであるが、準決勝へ駒を進めることが出来なかったのである。

第一次ラウンド、第二次ラウンドとも白熱した試合が展開され、大いに楽しませてもらった。特に台湾戦は4時間半に及ぶ大接戦でハラハラ・ドキドキの連続であり、年寄りには心臓に負担をかけ過ぎて体に悪いと思いながら結局最後まで見てしまった。試合が終わってからも、興奮が冷めやらず数時間寝付けなかったのである。

他の野球の試合でここまで真剣に勝負にこだわって見るという機会はそんなに多くないが、WBCの場合それぞれのチームがナショナル・フラッグという国の威信を背に負い戦いを進めるのと、一戦必勝の戦いで負けたら後がないと言う、二つの点で技術を超した精神力を問われる戦いでもあり、選手の必死差が伝わってくるため見る人にも感動を与えるのではないかと思う。

以前に、このブログで「国際大会なくして日本の野球に未来なし」と言うコメントを書いたが、まさにその通りで国際大会があってこそ野球選手に希望を与え、切磋琢磨するチャンスともなり、野球技術の向上に繋がるものと確信した次第である。

今回のWBCで一番活躍した日本チームの選手は、37才のベテラン井端弘和である。彼の活躍があってこそ準決勝まで進むことが出来たと言っても過言ではない。まさに「職人芸、いぶし銀」の活躍であった。準決勝で1点をたたき出したのも井端である。日本の他の選手も井端のようなバッティングが出来たのであれば結果は違っていたのではないか?と思った次第である。

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コメント

WBCについて私は全く違った見方をしています。確かに野球好きの私にとっては今回のWBCは
TV観戦を通じて大いに楽しませてもらったと喜んでいますが、本来WBCはアメリカMLBが作った
興行目的かつ各国優秀選手発掘とスカウトを目的としたもので、いわば「MLBの余興的ゲーム」
と考えておりその証拠にアメリカはMLBの今シーズンを最優先としてWBCは二の次です。
ツイッターの中でもつぶやいていますので、投稿順に下記に示します。

<3月6日投稿>
WBC、日本は最初から韓国との決勝戦など想定はしていない。
あくまでアメリカとの決勝戦で勝って、3連覇だ。

<3月15日投稿>
WBCはやっぱりMLBの余興だった。
アメリカはプエルトリコに敗れるのが最初からの想定。
MLB優先でやる気がない。例え日本が優勝しても空喜びだ。

<3月16日投稿>
WBCはやっぱりMLBの余興ゲームだった。
本気で戦わないアメリカ。プエルトリコ戦の敗戦は想定内で今回も決勝進出なし。
MLBはWBCを各国有力選手の品評会と考えている。日本は例え3連覇しても次回は出場辞退すべき。

<3月16日投稿>
WBCはやっぱりMLBの余興ゲームだった。
日本はアメリカと戦わないで例え3連覇しても世界一は妄想、全く意味がない。
日本はMLBの手玉に乗らず次回は出場辞退せよ。

<3月18日投稿>
今回のWBCは16日、アメリカがプエルトリコに敗れた時点で終わっていた。
日本の準決勝敗退などどうでも良い。MLBのスカウト目的の余興ゲームに付き合うな。
次回はWBCを出場辞退せよ。

以上ですが、日本としては2015年開催の「プレミア12野球」がサッカーのWCPにあたり
本当の世界大会野球となるので頑張って頂きたい。(2015年第一回日本で開催予定)

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