暑い真夏の一服の清涼剤、「イチローの記録」
参議院選挙も後半戦にさしかかろうとしているが、今ひとつ盛り上がりを欠いている。結果がほぼ予測出来るからではないだろうか?
各社の世論調査結果によると「与党過半数の勢い、自民は改選倍増も」であり、今後の動向としてもこの傾向はあまりぶれないだろうといわれているからである。参議院選挙については、さておいて今日は別の話題について言及してみたい。
大リーグの前半戦も今日(7月14日)で終わり、オールスター戦を挟む休みに入る。大リーグの今年の見所の一つとして、イチローの通算安打数記録が何処まで伸びるのかと注目していた。
今年通算安打数は、4000本を達成するだろうと予測をしていたが、今現実に達成が目の前に迫ってきた。今年の初めの記録は、日米通算3884本(日本:1278本+米国:2606本)であり、今年116本打てば4000本を達成できる所まで来ていた。
今年のイチローの調子は、前半戦(4月~5月)あまり芳しくなかったが、6月~7月と調子を上げてきて安打数も順調に伸び、前半戦終了(7月14日)した時点で、出場試合数89に対して安打数は90で、打率2割8分3厘と上げてきた。この日は、ちょうど大リーグ通算2000試合出場の日と重なり、この時点での大リーグ通算安打数は2696本、従い大リーグでの一試合当たり安打数は、1.348本である。
今日(7月14日)迄の累計安打数は3974本となり、後26本で4000本に到達である。このままの調子で進めば、多分8月20日頃には大台に到達すると見ている。
4000本という安打記録は、稀代の強打者だからといって容易に達成できる記録ではない。一過性(5年位のスパン)の強打者はたくさんいるが、4000本以上打つということは言うまでもなく、怪我とかスランプを乗り越えて、ほぼ20年間毎年200本位の安打を打たねばならないからである。
過去、大リーグに於いて4000本以上の安打を打った選手は2名で、一人はピート・ローズの4256本、もう一人はタイ・カップの4189本である。
この両選手がイチローと同じ年、即ち今年の始めの時点(39歳時点)での安打数を比較してみると、ピート・ローズは3557本、タイ・カップは3821本、イチローは3884本であり、この両選手を越すペースでイチローの安打数は伸びて来ている。
これは私の推測であるが、今年の安打数見込みは156本で、累計では4040本になるだろうと見ている。今年を無事終了し、その後2年間プレイを続け年間140本程度打てば、ピート・ローズの記録を大幅に塗り替える大記録の達成になるだろうと思っている。これは、祈りにも近い私の願望でもある。
来年は、ヤンキースとの契約が1年残っているのでプレイを続行出来るが、再来年の契約は決まっていない。従い、来年の活躍次第で再来年の契約がどこかの球団と決まることになる。とにかく今は順調に行って累計の安打数が4300本を越す大記録を打ち立てて欲しいと願っている次第である。
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