パナソニック・ワイルドナイツ、宿敵サントリー・サンゴリアスを撃破しトップリーグ優勝
今年の年頭所感でも記述し、期待していたスポーツのイベントの一つである、ラグビー日本最高峰のトップリーグチャンピオンを決するプレーオフトーナメントの決勝戦が、2月11日に東京の秩父宮ラグビー場で行われた。当初、2月9日に行われる予定であったが大雪のため順延となったものである。
年初の時点では、パナソニック・ワイルドナイツ(元三洋電機のラグビーチーム)は、Aグループ(最も強いグループ)で4試合を消化し、4戦全勝でトップを走っていた。この時予想していた通り、その後順調に残り3試合を勝ち抜き全勝で終了した。
そして、トップリーグ上位4チームによるプレイオフに進出、準決勝では過去に優勝5回の強豪東芝に55:15と圧勝し、決勝のサントリー・サンゴリアス戦に臨んだ。
戦前の予想では、「攻め」のサントリー・サンゴリアスか、「守り」のパナソニック・ワイルドナイツかというものであった。サントリー・サンゴリアスは現在、トップリーグ2連覇中で今年勝てば3連覇となる重要な一戦である。一方、パナソニック・ワイルドナイツは、2011年三洋電機ワイルド・ナイツの時代にトップリーグ制覇して以来の優勝がかかる試合である。
試合は、戦前の予想通り、前半はサントリーが強烈な攻めで3トライ、パナソニックは1トライで、試合を見ているとサントリーの攻めの強さにたじたじとさせられる場面が随所にあり、パナソニック危ないな!と感じた。しかし、パナソニックは相手陣地でのPG(ペナルティーキックによる得点)を3つ得て9点を稼ぎ、結局前半戦は16:19とサントリーが3点リードして終了した。
後半に入り一進一退が続く中、9分にパナソニックがトライを取り23:19と逆転した後、試合の流れが変わり、パナソニックは激しい防御で試合の主導権を握り、相手陣地へ攻め入り相手のミスを誘いPGを得ると云う展開が続いた。この間にパナソニックは5つのPGを得て15点を稼いだ。
結局、終わって見るとトライ数では両チーム互角の3つづつであったが、PGの差パナソニック8つ、サントリー1つで21点の差がつき、トータルすると45:22という大差でパナソニックの圧勝となった。
試合で印象に残った選手は、パナソニックの若き司令塔(SO--スタンド・オフ)に定着した、オーストラリア代表のベリック・バーンズ(27才)の活躍であった。PGを蹴ったのも総てベリック・バーンズであり、試合の随所で陣地を挽回する適切なキックが目に焼き付いた。試合のMVPとして公式に選ばれたのは、この日2トライを上げたウイングの山田章仁であったが、私の感じでは間違いなく、MVPはベリック・バーンズではないかと思った。
今シーズンのラグビーの試合はまだ続き、日本選手権試合が2月16日から始まる。トップリーグの優勝、準優勝チームは、3月1日から始まる準決勝から出場することになる。
日本選手権では、大学のチーム4強とトップリーグの3位~6位の4チームが戦い、勝ち上がったチームがトップリーグ優勝と準優勝チームと準決勝を争うこととなる。
私の予想では、パナソニック・ワイルドナイツとサントリー・サンゴリアスはやはり実力が図抜けており、日本選手権でも再びこの両チームが決勝を戦うことになるのではないかと思っている。
一つ懸念されるのは、パナソニックの堀江翔太と田中史朗の2名が南半球で行われるスーパーラグビーに参加するため日本選手権には出場出来なくなることである。しかし、このハンディーキャップを乗り越えて、再び日本選手権でも勝利してほしいと願うものである。
« 沖縄ツアー旅行 感想 | トップページ | 「竹島の日」 記念式典についての感想 »
「スポーツ」カテゴリの記事
- WBC・第5回大会・結果のまとめ・・・日本優勝で終わる(2023.03.25)
- MLB異次元のスーパースター・大谷翔平・・・二刀流として本格的に開眼(2021.11.04)
- 東京2020オリンピック(五輪)終了・・・光と影についての雑感(2021.08.11)
- 大相撲名古屋場所明暗を分けた二人・・・明とは大関・照ノ富士/暗とは横綱・白鵬(2021.07.21)
- 米紙から五輪中止提言相次ぐ・・・緊急事態宣言延長で現実味を帯びてきた(2021.05.08)
コメント