“瓢箪から駒が出る”に遭遇・・人生終盤の喜びに繋がることを望む
11月28日、ニューヨーク在住のM氏という方からメールが舞い込んできた。最初は、迷惑メールか、フィシング詐欺か、と疑っていたのであるが、内容を読んでみると まともで貴重なメール であることが判明した。
私のメールアドレスには、1日100件位のメールが入って来る。そのほとんどが迷惑メールである。そろそろメールアドレスを変えたいと思っているのであるが、アドレスがあまりにも広範囲に行き渡ってしまい変えられないでいる。
そこで、対策として迷惑メールについては受信拒否設定をし、メールが入って来ると自動的に迷惑メールに振り分けるようにしている。そうすると、受信トレイに入って来るまともなメールは10件/日程度である。迷惑メールに入ったメールは 見向きもせず消去 するようにしている。迷惑メールに関し何か良い対処方法をご存じの方、教えて頂きたいと願っています。
話が横にそれましたが、本題に帰ってニューヨークからきた貴重なメールに戻ります。メールの発信人M氏は、1960年新白砂電機 (以下シルバーと記す) 最初の海外駐在員としてニューヨークに派遣され、現在もニューヨークに在住されている方であった。
M氏は、ネットでシルバーの歴史を調べていたら、偶然私のホームページ (以下HPと記す) にヒットするというハップニングに遭遇されたのである。
私の簡単な経歴は、三洋電機で約38年間勤務 2006年末10年間駐在していたシンガポールで退職、2007年初に日本へ帰国した。三洋電機に勤務する前3年半は名古屋にあるシルバーに勤務していた。その後、三洋電機へ転職したのである。
私のHPのメインテーマは、“人生の活動記録をいろいろな角度から表現する” である。HPの中の一つのテーマとして “活動記録”
がある。ここでは、年代を区切りそれぞれの年代に合わせて、その時々の出来事を詳細に記述している。
1966年~1969年は “新白砂電機勤務” 時代としてその内容を記述しているのである。M氏がインターネットで検索をかけられた時、この
新白砂電機 という単語が検索にひっかかり私のHPに遭遇されたと推測している。
M氏の言を借りると、シルバーは10年位前にオンキョーに吸収合併され消滅したそうであるが、元の社員の結束と繋がりは強く、今でも年に一回
「シルバーOB会」 が開催され90~100名位の方々が参加され盛大に行われているそうである。
M氏は今年のOB会にニューヨークから帰国し参加されたのである。今回のM氏からのメールには、「第25回シルバー会」 という名の付いた集合写真も一緒に送られて来た。写真を拡大して、ひとり一人顔を確認したところ、昔と面影が変わっていない2名の方は分かったが、あとの方は分からなかった。
M氏へメールの返信として、1.連絡頂き有り難かったこと、2.シルバーに勤務していたのは青春時代の後半、今でも当時の記憶は鮮明に残っていること、3.シルバーに興味があればOB会に参加する意思はあるかと問われていたので、体調と日程が許せば是非参加したいこと、4.送付された写真を確認したところ2名の方が分かったこと、等々を連絡したのである。
するとM氏から更に返信があり、写真について私が知っている方の隣から始まり、順に誰々であると名前の連絡頂いたのである。すると同期入社の方が数名おられたのであるが、これすら当時とはあまりにもイメージが変わっていたので分からなかった。当時、先輩として知っていた方々の名前も記述されていたのであるが、これも全く分からなかったのである。
それもそのはず、私が20歳代前半に出会った人々であり、その時から既に 46年という歳月が流れている のである。青年が老人
に変わっているのであり、分からなくてもやむを得ないと感じた。学生時代の同窓会であれば、少なくとも数年に一度は会ったりするので老けるといっても共に老けて行くので一気の変化は感じないのである。
“歳月は人のイメージを変える” ということを実感したのである。
M氏からのメールの後、追っかけて 「シルバーOB会」
の責任者をしているK氏からメールを頂いた。なんとK氏は大卒で私と同期入社の方であり、更にびっくりさせられた。K氏から来年も5月にOB会を開催することになっているので出席を予定しておいて欲しいという呼びかけであった。
何と言って表現したら良いのか?困るのであるが、一通のメールから始まって、まさに急転直下の物事の進行、全く夢にさえ見ない、そして200%予測すらしていなかったことが、現実になろうとしているのである。まさに “瓢箪から駒が出る” に遭遇 したのである。
年が明けると、数え年74歳になるのであるが、現在の私の健康状態から判断すると、そんなに長生きは出来ないだろうと思っている。何とか頑張って喜寿迄はたどり着きたいと願ってはいるが!そうした観点から判断すると、仮に来年
「シルバーOB会」 に出席できるのであれば、人生終盤、最後の喜び、楽しみ になるのではないだろうか?と今からワクワクする気持ちなっている。何とか 47年振りの再会 を実現させたいと願っているのである。
こうした意外な所から意外な事柄を発生させてくれるのは、インターネットの普及と検索エンジンの進歩によるものである。そして、それを上手く利用する技術とノウハウも必要である。我々が若かった頃には想像も出来なかったことである。しかし、今後はこうした意外と思うことが、日常茶飯事になるのではないだろうか?インターネット・検索エンジンに感謝すると同時に恐るべき、と感じるのである。
« 大阪・秋の陣(W選挙)決着・・・維新圧勝・都構想再び点灯! | トップページ | 金星探査機「あかつき」がくれた教訓・・・見習う価値がある »
「各種イベント」カテゴリの記事
- 新型コロナウイルスでストップしていたイベントが再開・・・何よりも野球の再開がうれしい(2020.06.21)
- 2019年度・参加予定行事・全て終了・・・代表写真と共に振り返ってみる(2019.11.28)
- 浅山家合同法要に参加・・・新幹線・特急やくもを乗り継ぎ帰省(2019.10.08)
- 始皇帝と大兵馬俑展・見学・・・その詳細と感想(2016.09.30)
- 第26回 シルバー会 に出席した 感想(2016.05.30)
« 大阪・秋の陣(W選挙)決着・・・維新圧勝・都構想再び点灯! | トップページ | 金星探査機「あかつき」がくれた教訓・・・見習う価値がある »
コメント