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2016年5月19日 (木)

錦織圭・・・5月に行われた2つのATP1000の戦い・・・を振り返る


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1.ムチュア・マドリード・オープン・・・準決勝で王者ジョコビッチに競り負け

430日~58日にかけてATP1000 ムチュア・マドリード・オープン が開催された。昨年のこの戦いでは、優勝したアンディー・マレーに準決勝で敗れている。ATP1000マスターズの戦いで何とか優勝を狙っているのであるが、準決勝、決勝、までは進めるがそこから先が遠い錦織である。今年の戦いはこの壁を破れるのだろうか?

錦織圭は、第6シードとして4日目の2回戦から登場、第1シードは王者ノバク・ジョコビッチ、第2シードはアンディー・マレーである。錦織の2回戦の相手は、世界ランク31位のファビオ・フォニーニ (イタリア) である。フォニーニは昨年クレーコートで2回ナダルを破っているだけに油断できない相手である。

フォニーニは 「レッドクレーは自分の庭」 と豪語しているだけあって、一筋縄では行かない厳しい戦いとなった。終盤、錦織 今年は初戦敗退か?と思わせる展開でしたが、苦しみながらも何とか粘って6-23-67-5、で勝ちきりました。

3回戦は、第10シードで世界ランク12位のリシャール・ガスケ (フランス) 、過去6回戦って一度も勝ったことがない難敵である。ガスケのプレースタイルはヨーロッパ流の後ろに下がって長いラリー戦に持ち込むことである。錦織は、これを嫌って積極的に前に出て主導権を握り、素早い仕掛けで攻略し、遂に難敵ガスケを6-47-5、のストレートで破り、初勝利となったのである。

準々決勝は、今年321日~44日にかけて行われたマイアミ・オープン準決勝で当たった世界ランク21位のニック・キリオス (オーストラリア) との対戦となった。言わずと知れたオーストラリア期待の星でビッグーサーバーである。

1セットは、相手の強力なサーブに苦しみタイブレークの末敗れた。第2セットもタイブレークになったが、今度は相手のサーブの球種とコースを読み、好リターンからラリー戦に持ち込み7-1で取った。そして、第3セットは、第4ゲームで粘り強いラリーから初めてブレークに成功、結果6-77-66-3、の勝利となった。

準決勝は、第1シードで世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ (セルビア) 、過去の対戦成績は27敗であるが、6連敗中で特に最近はボコボコにやられていて、全く歯が立っていない。果たして、今回少しでも善戦出来るのだろうか?

結果は、3-66-7、のストレート負けで7連敗となった。しかし、今回の試合を見ていると、ラリーでは互角に戦っていると感じた。錦織も、「チャンスはあった。本当に細かい所の差だと思う。」 とコメントしている通り、わずかなミスを突かれて落とす場面が多かった。

2セットは、ゲームカウント4-5で、ポイント0-40から驚異の粘りを見せ、ジョコビッチから初めてブレークを奪った。3大会連続の決勝進出を阻まれたが、「だいぶ近づいている気がした」 という通り、ジョコビッチも 「ラリーに苦しめられ、接戦だった。」 と力を認めていた。次は、イタリア国際 (ローマ) に舞台を移しての戦いになる。

2.BNL・イタリア国際・・・準決勝で王者ジョコビッチに善戦するも一歩及ばず

58日~515日にかけてATP1000 BNL・イタリア国際 (ローマ) が開催された。昨年のこの戦いでは、優勝したノバク・ジョコビッチと準々決勝で当たり敗れている。先週の戦いで、ジョコビッチに対して少し感触を良くしているので、何処まで近づけるのか興味津々である。

錦織圭は、第6シードとして3日目の2回戦から登場、錦織の2回戦の相手は、世界ランク24位のビクトル・トロイツキ (セルビア) である。連戦の疲れか、第1セットは動きが鈍く5-7、であっさり取られる。それでも、第2セットからは世界6位の底力を見せつけ6-26-3、で下した。

3回戦は、第11シードで世界ランク12位のリシャール・ガスケ (フランス) 、先週のマドリード・オープンで6連敗から初めて勝利した難敵との再戦となったが、苦手意識は微塵も感ぜられることなく、6-16-4、の圧勝となった。

準々決勝は、第13シードで世界ランク15位のドミニク・ティエム(オーストリア)、ティエムは3回戦でロジャー・フェデラーを破って勝ち上がって来た、今季急成長する22歳の若手である。錦織は、序盤で先にブレークを許したが、緩急を使ったラリーで主導権を取り戻し第1セット 6-3 で先取。第2セットは、5-5 の第11ゲームをブレークし、攻め急いでミスが目立つティエムを 7-5 で振り切った。

準決勝は、先週と同様 第1シードで世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ (セルビア)との対戦となった。先週の戦いである程度活路を見つけ出していた錦織は、「光は見えている。先週みたいに我慢しながら、チャンスを見てアグレッシブにプレーするのがベスト」 とコメントしていたが果たしてどうなったのか?

1セット、ジョコビッチは靴裏についた赤土を落とすため、誤ってラケットで自分の足首を叩いて、メディカルタイムアウトを取った。コートに戻って来たジョコビッチの動きは少しぎこちなかった。この間、錦織は集中力を切らさず第3ゲームでブレークに成功した。

その後、主導権を握った錦織はドロップショットやバックハンドのダウンザラインでジョコビッチを翻弄し、第7ゲームもブレークし、第1セットを取った。錦織がジョコビッチからセットを取るのは、1年前の同大会準々決勝以来の久々であった。

しかし、第2セットに入ると、ジョコビッチの動きは明らかに良くなって来た。第2セット中盤で勝負に出たジョコビッチは、ベースラインにとどまり、サービスラインぎりぎりのショットを続け、錦織を後ろに下がらせ、ドロップショットを決めるなどで主導権を奪い返し、第10ゲームをブレークし第2セットを4-6で奪い返した。

最終セットも拮抗した展開ながら、ジョコビッチが第2ゲームをブレークし、ゲームカウント0-3 とリードする。しかし、錦織も粘り第7ゲームでブレークバックし、タイブレークに持ち込んだ。

タイブレークでは3-3 の局面で錦織がこの日初めてのダブルフォルト犯した。結果的には、このダブルフォルトが勝敗を分ける結果となり、5-7 でタイブレークを落とした。最終スコアは、6-24-66-7、であったが、試合後のスタッツを見ると、ジョコビッチ112ポイント、錦織111ポイントと僅か1ポイントの差であり、ほぼ互角の戦いであったのである。

今回は、錦織が王者ジョコビッチにかなり肉薄し善戦をしたのであるが、少しの差と運で敗れた。この結果と経験を糧に次のグランド・スラム全仏オープンで頑張り、是非グランド・スラムの一つを取って欲しいと願うのである。

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