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2016年8月の記事

2016年8月24日 (水)

感動と感激のリオデジャネオロ・五輪 終了・・・その感想を述べてみた


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822日、感動と感激を与えてくれた リオデジャネイロ・オリンピック が終了した。日本の成績は、予想外に良く、金メダル12個、銀メダル8個、銅メダル21個、合計41個の史上最多のメダルを獲得となった。さあ次は、いよいよ東京オリンピック、リオ五輪終了と同時にカウントダウンがスタートしたのである。

オリンピックは、ご存じの如く4年に1回、3週間弱、と言う限られた日程の中で行われる。一般のスポーツ競技と違い、一過性のスポーツ競技である。従い、如何に優れた競技能力を持っていたとしても、オリンピックが行われる期間に合わせて、体調を整えベストな状態で競技に臨んで、初めてその実力が発揮出来るのである。

このような観点から競技を見て行くと、厳しい条件下であるにも関わらず、何度も続けて競技に出場して、勝ち続ける選手がいるのである。 即ち、スーパースター (怪物) と呼ばれる選手である。今回も、そのスーパースターと言われる選手が数多くいたのには驚いた。スーパースターを上げてみると、

まず、最初に来るのは、陸上競技・短距離の絶対的王者、ジャマイカのウサイン・ボルト である。北京、ロンドン、リオデジャネイロ、3回のオリンピックで連続して、100m、200m、400mリレー、3種目で金メダルを獲得した。それも、2位以下をダントツに圧倒する異次元の走りでの勝利である。今後、このような選手は、50or100年間位出て来ないのではないだろうか?と感じた。

次に来るスーパースターは、水の怪物と呼ばれる 米国のマイケル・フェルプス である。現在31歳であるが、100m、200mバタフライ、400m個人メドレー、3つの世界記録保持者である。19歳のアテネで6個の金メダル、2個の銅メダル、23歳の北京で8個の金メダル(史上最多)、27歳のロンドンで4個の金メダル、2個の銀メダル、31歳のリオデジャネイロで5個の金メダル、1個の銀メダル、を獲得した。

マイケル・フェルプスが獲得した、合計の金メダルが23個、銀メダルが3個、銅メダルが2個、全て合わせたメダル数は、一人でなんと28個である。日本で怪物と呼ばれる、萩野公介は400m個人メドレーで金メダルを獲得したが、そのタイムをフェルプスの世界記録と比較すると、221まだ遅いのである。200m個人メドレーでフェルプスと競い合ったが、ここでも2秒の差がついた2位であった。萩野公介まだまだ修行が足りないと感じさせられたのである。

3番目に来るスーパースターは、体操 日本のエース内村航平 である。ロンドン、リオデジャネイロ、2回のオリンピックで個人総合2連覇を達成、男子団体総合優勝、と2個の金メダルを獲得。毎年、行われる世界選手権では、現在個人総合6連覇中である。オリンピックの年には、世界選手権は行われないので、世界選手権とオリンピックを合わせると個人総合8連覇中となる。競技の難易度、達成の難しさを考慮し、内村航平を取り上げたのである。

4番目に来るのは、女子フリースタイル・レスリングの 吉田沙保里と伊調馨 である。二人は、アテネ、北京、ロンドン、と3回のオリンピックで3連覇を成し遂げ、今回のリオでは、4連覇を狙って登場した。所が、結果は相反するものとなった。伊調馨は、苦しみながらも試合終了3秒前の逆転劇で勝利をつかみ4連覇を達成した。吉田沙保里は、決勝まで駒を進めたが、決勝戦の相手米国のマルーリスに敗れた。

マルーリスとは2011年、2012年の世界選手権で対戦し、いずれも吉田がフォール勝ちを収めていた。あれから4年の歳月が流れ、吉田は33歳、マルーリスは24歳、となっていた。吉田の話によると、マルーリスは以前とは、「全然パワーが違って、強くなっていた」 のである。吉田も全盛期の若いパワーには抗しきれず、遂に4連覇は成し遂げられず、銀メダルに終わったのである。競技を長く続けていれば、必ずこう言う時は来るものである。二人の日本人スーパースターにご苦労様と言いたい。

その他の競技で印象に残ったのは、陸上競技・男子400mリレー 銀メダル、テニス男子・錦織圭 銅メダル、女子バトミントンダブルス 金メダル、卓球男子団体 銀メダル、等々である。それぞれについて印象を述べると、

陸上競技のトラック種目は、日本にとっては苦手な種目であり、過去メダルに手が届いたのは、北京五輪の男子400mリレー以来である。北京五輪では、3位に入ったがこの時は、強豪 米国や英国が予選でミスにより敗退する幸運にも恵まれての3位であった。タイムも3815と平凡なものであった。

けれども、今回は掛け値なしの実力勝負で勝ち取った2位であった。特に、圧巻と感じたのは、かつての短距離王国 米国を抑えての2位であり価値ある銀メダルであると感じた。タイムもアジア新記録を塗り替える3760であり、堂々としたものであった。特に、良かったのは、スタートの山縣の出だし、3走の桐生であり、3走を終えた時点でトップに並んでいたが、最後はボルトとの勝負になり、大差となってしまった。残念と言うより、良くやったと言いたい。

テニス男子 錦織圭の銅メダル獲得は、3位決定戦でナダルを破っての銅メダルであり、素直に讃えたい。ただ、欲を言えば、準決勝のアンディー・マレーとの戦いで、あまりにも一方的に敗れたことである。もう少し善戦して欲しかった。ファーストサービスの確率を80%以上に上げ、相手にリターンを好返球されないようにし、ブレークを易々と与えないようにすると言う課題が残った。

女子バトミントンダブルスの タカ・マツ ペアの戦いは、日本バトミントン界で初の金メダル獲得となった。五輪に臨む前の世界ランキングで1位であり、ひょっとすると優勝も夢ではないと思っていた。準決勝では、5月の国・地域対抗戦、女子ユーバー杯の準決勝で敗れている韓国ペアと当たった。この強豪 韓国ペアをストレートで破ったので、この時点で順調に行けば優勝間違いないと確信した。

しかし、優勝戦は第3ゲーム終盤に3連続失点を喫して16-19と追い込まれた。剣が峰に立たされた タカ・マツ ペアは、ここから怒濤の反撃を開始、高身長である相手の強打の集中砲火をことごとく返し、ドロップショットやクロスを決め2点を返した。この後も、2人は極限まで集中力を高め3点を連取、結果 劇画のような5連続得点を果たし、大逆転による勝利を呼び込んだ。天晴れな勝利であると感じた。

男子卓球団体戦であるが、準決勝は3-1でドイツを破って初の決勝進出を果たした。決勝戦の相手は、現在の絶対王者中国である。世界ランク1位~3位のメンバーで構成する相手との戦いであり、まともに戦ったのでは勝ち目はないと思っていた。

所が、最初のシングルス2戦で水谷が過去12戦して勝ったことがなかった、世界NO.3の許昕を実に13度目の挑戦で破り一矢を報いて1-1としたのであるが、続くダブルスでは敗れ、12敗と追い込まれた。第4戦のシングルスは、日本吉村、中国馬龍 (NO.1) との戦いになり、吉村は全く歯が立たず、馬龍の圧勝となった。

ここで疑問に感じたことは、何故 第4戦に水谷を出して馬龍にぶつけなかったのか?水谷は、男子シングルスの準決勝で馬龍と当たり、馬龍から2セットを取り2-4と善戦していた。第4戦が水谷であれば接戦に持ち込めるチャンスがあり、おもしろい戦いになると期待したのであるが、日本の作戦ミス残念に感じた。それでも、男子団体戦で初の銀メダルを獲得したことは、日本卓球界の進化を感じさせるものであった。

最後に総括として、合計のメダル数が41個となったが、メダル獲得のポイントゲッターは、日本のお家芸として復活した柔道で12個、競泳で7個、レスリングで7個、であり、この3種目で63%を占めている。東京オリンピックに於いてもこの3競技が中心となるだろうと推測する。

望むのは、日本の弱点である、陸上競技トラック種目 (400m、800m、1500m、3000m) で世界と肩を並べられる選手が出て来て欲しいことである。更に、競泳の自由形200m、400m、1500m、でトップクラスの選手が出て来ることである、かつての古橋広之進、山中毅、に匹敵する選手を望むのである。

2016年8月 8日 (月)

イチロー遂にMLB 3000 本安打達成・・・目前の足踏み長く感じた


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88日、本日早朝の試合でマーリンズのイチローが遂にMLB3000本安打を達成した。到達まであと残り2本という状態になってから、前へ進まず足踏みしていた。毎日、まだかまだかと待ち受けていたのであるが、朗報をなかなか聞くことが出来なかった。生みの苦しみを味わう9日間、相当なプレシャーを感じていたのである。

今季は限られた出番の中で好調な打撃を維持し、安打を積み重ねて来たが、729日の本拠地カージナルス戦で2塁打を放って以降、出場した7試合で安打が出ず、11打席ノーヒットが続いていた。87日、敵地ロッキーズ戦に途中出場、12打席ぶり、8試合ぶりに、内野安打を放ち、史上30人目のメジャー3000本安打へ王手をかけた。

そして、翌日の88日、敵地ロッキーズ戦で 「6番・中堅」 で8試合ぶりにスタメンに名を連ね、7回の第4打席目にライトフェンス直撃の三塁打を放ち、3000本安打を達成した。

歴史的瞬間が訪れたのは、7回の第4打席目、2ボールから左腕ラシンのカットボールを振り抜いた。大飛球がライトへ飛んだ瞬間、観客は総立ちに、右翼手パーラがジャンプするも及ばず、ボールはフェンス直撃し転がる間に、イチローは一気に三塁へ到達。マイルストーンとなる3000本安打を見事スリーベースで決めたのである。

三塁に到達すると、スタンディングオベーションが沸き起こり、場内のスクリーンで偉業が紹介された。ベンチから一斉にチームメートが飛び出して来て、一人一人がイチローと抱擁、イチローの顔から笑みがこぼれた。最後は、ボンズ打撃コーチと固く抱き合うと、ヘルメットを掲げてファンの大歓声に応えた。

MLB3000本安打は、ロベルト・クレメンテと並ぶ史上29位タイの記録。米国出身者以外での達成は、ロッド・カルー(パナマ)、ロベルト・クレメンテ(プエリトリコ)、ラファエル・パルメイロ(キューバ)、に続いて史上4人目、北中米出身者以外では初めてである。

イチローは27歳でメジャーでのキャリアをスタートさせており、42290日での3000本安打到達 は、リッキー・ヘンダーソンの42286日を抜き、キャップ・アンソンの45歳に続く 史上2番目の高齢記録 である。デビューから16シーズン目での達成 は、ピート・ローズと並んで 史上最速 である。

また、イチローは現役最多の507盗塁をマークしており、3000安打&500盗塁 は、リッキー・ヘンダーソン、ルー・ブロック、タイ・カップ、エディー・コリンズ、ポール・モリター、ホーナス・ワグナーに続いてMLB史上7人目 である。

こうしたイチローの偉業が達成される中、イチローと同世代のスーパースター、ヤンキースのアレックス・ロドリゲス(41歳)が、同じ日の88日 記者会見し、813日のレイズ戦を最後に引退表明した。また一人スーパスターがいなくなるとは淋しい限りである。

アレックス・ロドリゲスは、歴代4位の696本塁打、歴代3位の2084打点、歴代19位の3114安打、そして首位打者1回、本塁打王5回、打点王2回、MVP3回。球宴には14回選出されるという輝かしい記録を持っている。ただ、残念なのは、後4本と迫っていた700本塁打の記録を達成してから辞めて欲しかった。

MLBの本塁打記録は、1位 バリー・ボンズ762本、2位 ハンク・アーロン755本、3位 ベーブ・ルース714本、4位 アレックス・ロドリゲス696本、5位 ウイリー・メイズ660本、であり、トップ5の錚々たるメンバーを見ると、アレックス・ロドリゲスの凄さ を改めて感じるのである。

イチローは現在42歳であるが、走攻守の力は今でもほとんど衰えを見せておらず、これから先もまだまだ活躍出来るだろうと見ている。求められるのは、年齢に関係なく、大リーガーとしての実力である、実力を発揮出来なくなった時点が引退の時期である。A・ロッドの引退劇がまさにそれを教えてくれているのである。

2016年8月 5日 (金)

気骨ある3名の女性政治家が躍進・・・今後どう活躍して行くのだろうか?


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20167月~8月にかけて女性政治家が重要ポストに就任する事例が増えている。特に、私が注目する3名の女性政治家とは、一人目がイギリスのテリーザ・メイ首相、二人目が小池百合子東京都知事、三人目が稲田朋美防衛大臣である。

一人目のテリーザ・メイ首相は、713日前任のキャメロン首相の辞任を受けて、第76代英国首相に就任した。623日に実施された、英国のEU離脱の是非を問う国民投票ではEU残留派に属していたが、残留のキャンペーン展開には消極的であった。

私が、メイ首相に注目したのは、前政権の “親中政策” 見直し を言い出したことである。同国で20年ぶりとなる新規原子力発電所建設計画に、中国企業が参加することに安全保障上の懸念を示し再検討を命じたことである。

この件は、フランスの電力公社が主導して、英南西部サマセット州ヒンクリーポイントに新規原発を建設する計画で、約180億ポンド (約24300億円) の建設費の3分の1を中国国営企業が出資することになっていた。

キャメロン政権時代の昨年10月、中国の国歌主席 習近平が英国を訪問した際、エリザベス女王まで動員し、バッキンガム宮殿で最高級のもてなしをし、見返りに中国からの投資総額400億ポンド (約54000億円) 近くの契約をまとめた件の一部である。これについては、20151024日のブログで懸念を示していた。詳細は、次の文字をクリックすると繋がります。

英国、中国マネーに屈服か・・・英国の権威は何処へ?

テリーザ・メイ首相は、マーガレット・サッチャー元首相に次ぐ2人目の英国首相で、政治家同士でなれ合うことをせず、時に 「氷の女王」 と呼ばれている。今後、この 「氷の女王」 によって、英国の外交政策がどう進められて行くのか?どう変わってゆくのか?注目するところである。注目点は、次のような項目である。

1. EUとの離脱交渉をどう進めてゆくのか?

2. 中国の南シナ海実行支配に、仲裁裁判所が中国の主権を認めなかったことに対して、どういう態度を取るのか?

3. 中国主導のAI IBに、G7で最初に参加を表明したのは英国である。これをこのまま継続するのか?

4. 香港の自治権 (2047年迄規定) について、何か発言するのか?

二人目の小池百合子東京都知事は、731日の東京都知事選で、291万票を取り、2位の増田氏の179万票に対して112万票の差をつけ圧勝し、東京都知事を勝ち取った。当初、小池百合子氏が立候補を表明した時は、売名を狙った泡沫候補位にしか考えていなかったので、驚きを持っての受け止めとなった。

小池百合子氏は、選挙戦に於いて所属する自民党の支援を得られないまま出馬。しかも、自民、公明、日本のこころ、等々が、元総務相の増田寛也氏を推薦、そして、民進、共産、社民、生活、等々が、ジャ-ナリストの鳥越俊太郎氏推薦、する中、孤立の戦いを強いられた。

しかし、小池氏はここでひるむことなく、無党派層を主なターゲットに 「政党や組織に頼らない選挙」 を前面に打ち出して、「国際金融都市」 作りや知事報酬半減などの公約を掲げ、単独で戦いを進めて行った。

都連与党が、自民党員に対して小池氏を応援した場合、処分するという 「おふれ」 を出して組織の引き締めをはかる中、到底 増田氏には勝てないだろうと予想していたのであるが、「組織対個人」 の戦いを強調した小池氏に軍配が上がった。この小池氏のバイタリティーは、どこから来ているのだろうか? 小池氏の気骨・意欲に敬服 である。

しかし、今後都政を運営して行く上にはいろいろなハザードが待ち受けている。都議会とどう折り合いをつけて都政をスムースに運営して行くのか?東京オリンピック・パラリンピックを正常な軌道に戻し、如何に適正な予算で運営にこぎつけるのか?まずは、お手並み拝見と言ったところである。

三人目の稲田朋美防衛大臣は、第3次安倍再改造内閣で防衛大臣に抜擢された。東アジアに於いては、中国、北朝鮮、韓国、台湾、と言った国々との間で、安全保障、歴史認識、拉致問題、慰安婦問題、等々が山積する中、女性大臣で大丈夫なのだろうか?と危惧される。

しかし、稲田氏は過去20118月、自民党の新藤義孝議員らと、竹島北西の鬱陵島視察目的で訪韓を計画。韓国政府は混乱を懸念して金浦空港で入国不許可を伝えた。この時の行動で、女性議員であるのにも関わらず、なかなか気骨のある政治家であるな!と言う印象を持った。

更に、稲田氏は過去、歴史認識や慰安婦問題で中国や韓国の常軌を逸脱した 「反日キャンペーン」 に積極的に立ち向かって来たというイメージを持っているので、中韓両国に対しては牽制 になるだろうと感じている。

稲田氏就任直後、84日に共同通信が行った世論調査では、防衛相起用について 「評価しない」 が43%、「評価する」 が32%ということで評価しないが上回った。やはり、世間は女性防衛大臣に対して、一抹の不安を持っているのではないだろうか?と感じている。

女性防衛大臣として、危惧あるいは不安を持っている方々に対して、今後の防衛政策に対する積極的な発言、毅然とした対応を取り、懸念を払拭して欲しいと願うのである。しっかり、見守って行こう。

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