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2016年11月 1日 (火)

松山英樹 10月ゴルフ・ビッグタイトル2つ獲得・・・いよいよ本領発揮か?


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10月に入ってプロ野球のCSそして日本シリーズ、更にゴルフの日本オープンゴルフ選手権(狭山GC)、そして世界選手権シリーズ(上海・余山国際GC)、とビッグゲームが続いた。野球については、広島カープが25年振りに日本シリーズに進出したが、広島での初戦、2戦目と勝ったが、後が続かず24敗と敗れ残念な結果に終わった。今日はこの話題には触れず、ゴルフの話題を取り上げる。

ゴルフの松山英樹は今年24歳であるが、今月に入ってビッグタイトル2つを獲得した。2つのビッグタイトルを挟む間の週に米国男子ツアーCIMBクラシック(マレーシア)で2位と健闘していた。このマレシアでのゲーム終了時点で松山の世界順位は待望のトップ10入りとなった。日本勢では18年ぶりのトップ10入りで4人目である。

松山が獲得したビッグタイトル2つは、いずれも2位以下をダントツに圧倒する勝ち方での勝利であった。予てから、ゴルフの才能は認められていた。2014年米男子ゴルフツアー(PGAツアー)で初優勝した時は、帝王ジャック・ニクラスの目の前であり、その将来性を、これから先10年、15年に渡って世界でベストプレーヤーの一人となる選手の始まりだ とまでに褒められていたのである。

今回の2つのタイトルを振り返ってみると、日本オープンゴルフ選手権戦は、日本のビッグタイトル・国内メジャーに初挑戦するため、わざわざ日本へ帰って来ての挑戦であった。初出場にもかかわらず、3日目に1打差でトップに立ち、最終日2位以下に3打差をつけての優勝となった。ゴルフでの3打差優勝は、実力差がないと出来ない勝ち方である。

世界選手権シリーズは1999年に始まり、年に4試合行われる。世界ランク上位選手しか出られず 「順メジャー」 として位置づけられている。今回の米、欧州ツアーを兼ねるHSBCチャンピオンズには、世界ランク10傑のうち1位のジェーソン・デー、4位のジョーダン・スピースを除く強豪全選手が出場していた。

この試合、松山は初日から調子が良く、初日は-6のトップタイで首位発進、2日目は-7でトータル-13としトップをキープ、3日目は-4でトータル-17として2位に3打差をつけて単独首位をキープ、そして迎えた最終日は-6で通算-23とし、2位以下に7打差をつけると言う圧巻の勝利を収めたのである。

この結果、松山の世界ランクは前週10位に上がったばかりであったが、4つランクを上げ一気に6位まで上がったのである。日本人選手の世界ランクは1987年の中島常幸の4位が最高、1997年の尾崎将司5位がそれに次ぐ順位である。従い、松山の順位は日本人選手のみでカウントすると3番目となる。

更に、松山は今年2月の米ツアー フェニックス・オープンで優勝をしているので、米国ツアーでは通算3勝である。過去、日本人選手で3勝したのは丸山茂樹のみで、彼と並ぶ米ツアー3勝目としたのである。

参考までに、1031日付けの世界ランキングは、1位 ジェイソン・デイ、2位 ロリー・マキロイ、3位 ダスティン・ジョンソン、4位 ヘンリク・ステンソン、5位 ジョーダン・スピース、6位 松山英樹、7位 アダム・スコット、8位 パトリック・リード、9位 バッハ・ワトソン、10位 ダニー・ウィレット、と言う現時点での強豪である。

日本のゴルフ界にとって、松山英樹はまさに孤高を行く大器であることは間違いなく、これから先どれだけ活躍してくれるのか楽しみである。来年は、是非その実力を遺憾なく発揮し、グランド・スラムのどれか一つを制覇して欲しいと願うのである。 ガンバレ!松山英樹

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