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2017年1月 1日 (日)

2017年 年頭所感

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新年明けましておめでとうございます。 2017年(丁酉・・ひのととり・・)が皆様にとって良い年になることをお祈申し上げます。 今年も、このブログご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願い申しあげます。

昨年は、個人的に大切と思っていた二つの行事を無事乗り切ることが出来ました。一つ目は、47年振りに出席した名古屋での 「シルバーOB会」、二つ目は、5年振りに出席した広島での 「高校卒業55周年記念同窓会」 です。私にとって 人生終盤期の記念 となる会合となり、改めて感謝している次第です。

同窓会については行事に参加すると言うことは終わりましたが、その時 写した460枚近くある写真を精査し、選び出し、編集して、DVDムービーに仕上げる仕事が残っています。23ヶ月かけて完成させる予定です。現在、まだ進行中です。

今年は、個人的には昨年ほどのビッグな行事予定はなく、静かな年になるのかな!と思っています。一方、国際的な政治、経済、社会、の動きを見ると例年と比較し、激動の年になるのではないか?と思っています。

激動のキーとなる1番目は、米国のトランプ政権の誕生です。誰もが予想していなかったトランプ政権が発足すれば、急激な円高が進み、株安となり日本経済に大打撃を与えるだろうというのが大方の予想でした。

所が、政権発足前からトランプ氏の米国ファースト政策、国内企業優遇、景気刺激策、減税、等々を見込んで米国経済は、いち早く順調に歯車が回り出し、物価は2%弱の上昇、失業率は低下、FRBによる金利UP、まさに絶好調に進んでいる。

この結果、NYダウ平均株価は史上最高値を更新、世界中からカネが米国に集まり、ドル高となっている。誰がトランプ氏当選後に、この変化が起きることを予測したのだろうか?名だたるエコノミスト誰も予想していなかったのである。

日本に取っても、良い方向の副作用で、日本政府、日銀、が何も手を打っていないのに、急に円安が進み出し、日経平均株価も上昇している。一時的な円安であり、急速に円高になるだろうと思われていたが、なんと 1ドル=¥117 前後で踏みとどまっているのではないか?驚異の一言である。

しかし、今年120日にトランプ政権が実際に発足したらどうなるのだろうか?楽観視は出来ないと思っている。アジアとの関係 (日本、中国、台湾、フィリピン、北朝鮮、韓国、等々)、米ロ関係、米欧関係、米中東関係、いずれも波乱の目になりそうな予感がするのである。

2番目のキーとなるのが、英国のEU離脱である。この結果、英国はどのような影響 (経済、安保、移民の流入、等々) を受けるのだろうか?そして、EUへの影響はどうなるのだろうか?まさか、EU崩壊の前兆になるのでは?イタリア、フランス、等の動向に注目が集まるのである。

3番目のキーとなるのが、中国の動向である。国内政治に於ける権力闘争、経済の低迷 (ソフト・ランディング出来るのか)、急激に進む元安、南シナ海問題、東シナ海問題、一帯一路の進捗、米国トランプ政権との関係、台湾との関係、等々問題視される事項が目白押しであり、目が離せないのである。

4番目のキーとなるのが、シリア、IS、情勢である。昨年 年末にアサド政権側がロシアの空爆援助を受けて、反アサド側の拠点アレッポを制圧した。この結果、新たに5万人の難民が発生している。シリアの内戦は6年目を迎え、難民は400万人を突破している。シリアのアサド大統領は、人道主義のカケラもなく、自身の地位を死守することのみで、最悪の独裁者である。何故、ここまで冷徹になれるのか?理解できない。

一方、イラク軍はISの重要拠点モスルを奪還しようと、これまた熾烈な戦いが続いている。IS、イラク軍、クルド軍、等が入り交じった複雑な戦いとなっている。

5番目のキーとなるのが、南北朝鮮問題である。特に、北朝鮮の核開発・ミサイル開発がどうなるのか?米国トランプ政権発足により、もっと進むのか?あるいは、何かの合意・話し合い により良い方向へ進むのか?予断を許さない状況が続くと思われる。

一方、日本では第二次安倍政権が発足してから5年目に入る。ここまでの政権運営は、まずまずと言った所で、かろうじて及第点を与えても良いのでは?と思っている。

特に、発足直後に取られたアベノミクス3本の矢のうち、大胆な金融緩和が功を奏して、円安、株高、が進み、一時的な景気回復に繋がったことである。更に、自らリードして行った地球儀を俯瞰する外交に精力的に取り組み、外交、民間経済の後押しを進め、日本の地位向上に勤めたことである。

しかし、後半アベノミクスも頭打ちになり、一昨年アベノミクス新3本の矢が打ち出されたが、あまり良く機能しているとは思えない。今年、アベノミクスは、失速、上昇、どう展開するのだろうか?更に、トランプ政権との関係 (経済、安全保障) がどうなるのか?注目して行きたい。

ここで話変わりますが、今年も私が期待し、注目するスポーツの話題を取り上げてみたいと思います。

1. ゴルフ界・期待の星 松山英樹グランド・スラムどれか一つの勝利

昨年終盤、松山英樹の活躍は目覚ましかった。日本オープンで優勝、CIMBクラシックの単独2位、WGC-HSBCチャンピオンズで優勝、三井住友VISA太平洋マスターズで優勝、タイガー・ウッズの招待試合であるヒーローワールドチャレンジで優勝と54勝という破竹の快進撃を見せたのである。

そして、世界ランクのポイントもこの5試合で荒稼ぎし、世界ランク6位に浮上するだけでなく、その地位を確固たるものとした。現在、世界ランク5位のジョーダン・スピースに迫り、追い抜く射程圏に捉えているのである。

46日、今年最初のグランド・スラムとして、アメリカ・ジョージア州オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブで、始まる 「マスターズ・トナメント」 がビッグタイトルのスタートである。この日に合わせて調子を整え、日本人初のグランド・スラムタイトルを獲得して欲しいと願うのである。

2. テニスの錦織圭の活躍・フィジカル面の弱さの克服が課題か?

ここ数年毎年取り上げているのであるが、期待する結果となっていない。原因はフィジカル面の弱さである。今年こそは、この弱点を克服して、未だ勝利のないマスターズ、グランド・スラム、で勝利し世界ランクを3位以上に上げて欲しい。今月末から始まる全豪オープンがその試金石となる。

3. サッカー・2018W杯最終予選、勝ち上がりW杯出場決定

ワールドカップ最終予選は現在進行中で半分が終わった状況である。日本は、5311引分 勝点10 、アジアグループB2位につけている。2位といえども サウジアラビア勝点10、オーストラリア勝点9、と三つども状態である。323日から始まる後半戦で確実に勝利を積み重ね、勝ち抜いてW杯出場を決めて欲しい。

4. WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)での大谷翔平投手の活躍

昨年の大谷翔平投手の投打に渡る活躍は目覚ましかった。特に、投手として球速165km/h を出しNPBでの最速記録を更新したのには驚かされた。

今年は、NPBのペナントレースが始まる前に、第4回目のWBCが開催される。大谷翔平投手には、日本の主戦投手として頑張り3回目の優勝へと導いて欲しいと願っている。

等々が期待するスポーツイベントです。これらイベントに関する画期的な状況変化が生じたら、ブログで取り上げ感想を書きたいと思っています。

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コメント

松山英樹、大谷翔平、羽生弓弦、錦織圭、今日本人のアスリートの中で世界一の実力を持った22~23歳の若者たちである。スポーツ界は、もう時代は彼ら若者たちの時代に入ったと考える。イチロー、カズ、浅田真央の時代は終わった。
ただ相撲界は有力な若手が出ていないのが非常に寂しい。いつまでも白鵬だけに頼らず、早く日本人の横綱誕生を期待したいが豪栄道も30代で決して若手ではない。

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