2018年 私が最も期待し注目するスポーツの話題
例年、年頭所感で述べていた、今年 “私が最も期待し注目するスポーツの話題” を改めここで取り上げて見たいと思います。
1.ゴルフ界・期待の星 “松山英樹” 悲願のメジャー制覇
昨年もトップで取り上げ期待していましたが、残念ながらメジャー制覇へとは繋がりませんでした。メジャーでの結果は、マスターズ・トーナメント11位、全米オープン2位、全英オープン14位、全米プロ選手権5位、という結果に終わりました。
このうち、全米プロ選手権戦では、最終日前半を首位で折り返すという、あわや優勝かとも思わせる出来でしたが、最後崩れてメジャー制覇へとはなりませんでした。しかし、メジャー制覇にかなり近づいてきたと思わせるものでした。
昨年のレギュラーシーズンでは3勝し、年間ポイントランキング1位で年間王者を決定するプレーオフ4戦に臨むことになりました。しかし、プレーオフ第1選で大崩れし予選落ち、続く第2戦、第3戦、第4戦でも上位へ来ることが出来ず、結局最後 年間ポイントランキング8位 で終わりました。
プレーオフシリーズで崩れてしまったことについて、松山は次のように振り返っていました。全米プロ選手権戦が終わってから1週間おいてプレーオフシリーズが始まりました。
前の試合で一時首位に立ちながら、自分が思うようなプレーが出来ず崩れたことが悔しくて、直後のインタビュー時
大泣きしました。その悔しさを引きずったまま次の試合に臨むことになり、第1戦ではドライバーもパターも調子を崩し、予選落ちしてしまったのです。
その後、懸命に練習し立ち直りを試みましたが、残りの3試合とも10位以内には食い込む事が出来ず、年間王者という夢を実現することは出来ませんでした。
2018年のPGAツアーは、既に始まっていますが、ここまでの成績は3戦して5位タイが2回、50位タイが1回となっている。
直近の試合、今年1月5日~8日ハワイで行われた、セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズでは、8日最終日 松山は猛チャージをかけ7つスコアを伸ばしトータル14アンダー 4位タイで終了した。優勝は、現在PGAランクNo.1のダスティン・ジョンソンの24アンダーと言うとてつもないスコアであり、やむを得ない結果となった。
しかし、この試合を見る限り、松山の調子はかなり良くなっていると感じられた。4月のマスターズ・トーナメント迄はまだ3ヶ月あるので、調子をピークに持ってくるよう調整して行って欲しいと思う。
2.サッカーW杯・ロシア大会で日本の活躍 (予選突破し8強進出)
2018年6月14日より、ワールドカップ・サッカーロシア大会が開幕する。日本は、今回で6大会連続出場となる。そのうち、2002年日韓大会と2010年南アフリカ大会で予選を通過し、ベスト16まで進んだのが最高の成績である。
W杯・ロシア大会の一次リーグの組み合わせは、日本に取って非常に恵まれたと感じている。日本は、H組でポーランド(FIFA 7位)、コロンビア(FIFA 13位)、セネガル(FIFA 23位) と同組である。
いずれのチームもFIAFランキングは日本(FIFA 55位)より上であるが、実力がずば抜けたチームがいなく予選突破のチャンスは充分にあると見ている。予選突破し16強に進んだ後、何とか8強まで進んで欲しいと願っている。
ただ心配の種は、12月に行われた東アジア選手権で優勝をかけて戦った韓国戦で1-4と大敗したことである。この時の日本代表チームは全てJリーグ選抜のメンバーであったが、内容があまりにも不甲斐ない戦いであったことである。
W杯に於いては、日本代表チームとして海外で活躍する選手が多数選抜されると思うが、韓国戦の敗戦を鑑み、立て直しを図って欲しい。全ては、ハリルホジッチ監督の采配次第だと思っている。
3.メジャーへの挑戦が決まった大谷翔平の活躍
大谷翔平は、2013年高卒でNPBの日本ハム・ファイターズへ入団、2017年迄の5年間日本ハムに在籍、この間投手と野手の二刀流として活躍した。2016年 NPB史上初の 「2桁勝利・100安打・20本塁打」 を達成した。
2016年には投打両方で主力としてチームのリーグ優勝と日本一に大きく貢献、NPB史上初となる投手と指名打者の2部門でのベストナインの選出に加え、自身初のリーグMVPの栄誉に輝いた。更に、165km/h のNPB最速投球記録保持者でもある。
こうした輝かしい記録をバックに、今年から大リーグ “ロサンゼルス・エンゼルス”へ移籍し、二刀流として活躍することが約束され、期待されている。
大谷翔平が “ロサンゼルス・エンゼルス” を選んだ経緯は、監督のマイク・ソーシア氏が大谷を
「間違いなく二刀流として考えている。投手、野手として大リーグで活躍出来る」 と太鼓判を押している ことだと思っている。
具体的には、投手として起用する場合、大リーグでは基本的に5人で先発ローテーション回すのが一般的であるが、エンゼルスは先発6人制の採用も検討しているようである。
野手として起用する場合、アメリカン・リーグでは指名打者制度があり、主に指名打者として起用することを考えているようだ。先発投手、野手としての調整方法や実際の起用法などについては、これから意見交換を密にして行くとしている。
大谷翔平が大リーグでどれだけ活躍できるかは未知数である。しかし、大リーグへの挑戦は大谷が当初から希望していたことであり、実現した以上
「知将」 マイク・ソーシア監督のもと全身全霊をかけて頑張って欲しい。
4.平昌冬季オリンピックでの日本女子選手の活躍
2月9日から平昌冬季五輪が開幕する。期待するのは、日本女子選手の活躍である。特にスピ-ドスケート500m、1000mの小平奈緒、1500m、3000mの高木美帆、女子団体追い抜きの 高木美帆、佐藤綾乃、高木菜那、菊池 彩花、のチームである。
そして、スキージャンプ 高梨沙羅、伊藤有希、の活躍 金メダルを期待したい。高梨沙羅は前回のロシア・ソチ大会 金メダル候補のトップと言われて臨んだ大会であったが、残念ながら4位に終わった。今回、その雪辱を果すチャンスが訪れた、頑張って欲しい。
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