新型コロナウイルス右肩上がりに感染拡大・・・第2波襲来を予告か?
7月の中旬以降、新型コロナウイスルの感染拡大が右肩上がりに増えて来ている。7月16日の感染者は、東京で286人、大阪で66人、全国で601人である。ここ1週間の推移を見ると、
東京の感染者数 大阪の感染者数 全国の感染者数
7月10日 243名 22名 430名
7月11日 206名 28名 386名
7月12日 206名 32名 408名
7月13日 119名 18名 240名
7月14日 143名 20名 317名
7月15日 165名 61名 440名
7月16日 286名 66名 601名
7月17日 293名 53名 568名
7月18日 326名 86名 653名
最近の感染者の推移を見ると、恐れていたことが起こりつつ有るのではないかと思われる。即ち、第2波の襲来である。感染拡大が広がって来ているのにも関わらず、今のところ政府は何も手を打たず成り行き任せである。
第1波襲来時の感染拡大がやっと収束し、緊急事態宣言も解除され、経済活動が軌道に乗り始めた矢先の事であり、今更元に戻す対策は打てないと言うのが政府関係者の共通の感覚だ、と思うからである。
しかし、事は急を要する事態へと発展しつつある。16日の国会で閉会中審査が行われ、野党が推薦した参考人の東大先端科学技術研究センターの児玉龍彦名誉教授が感染拡大の現状への強い危機感を示した。
児玉氏は、冒頭に衝撃的な言葉を口にした。「私は今日、極めて深刻な事態を迎えつつある東京のエピセンター化という問題に関して、全力をあげて対応をお願いしたくて参りました。」と言うのである。
エピセンター化とは、発生源、中心地、震源地、などと言う意味である。児玉氏は、総力で対策を打たないと、「来週は大変になる。来月は目を覆うようなことになる」と危機感をあらわにし、政府・国会・民間などの総力をあげての対策を求めた。児玉氏の指摘事項について私も同感である。
「Go To トラベル」キャンペーンに、東京発着を除外すると言う対策のみでOKだろうか?疑問である。
「地域間の往来をストップさせる」、「感染拡大が集中して発生している場所はスポットで封鎖」、「PCR検査数を1日4,000件ではなく、中国が感染拡大を封じ込めたように1日数10万~100万件位行う」、希望者全員に無料で行うと言うような対策を打つ必要があると思う。
と言うのは、無症状の感染者(PCR検査を受けていない)が動き回ることによって感染を拡大させているのではないだろうかと推測するからである。
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