喜寿を迎えての雑感・・・遠い道のりだった
11月14日、無事満77歳(喜寿)の誕生日を迎える事が出来ました。ここまでの道のりを2020年に焦点を合わせて少し振り返って見ます。
今から6年半前の2014年5月心筋梗塞で入院しました。入院中に詠んだ短歌が10首あります。そのうちの一つが 「人生の 次の一里塚 喜寿と 東京五輪 道のり遠し」 と言うものです。
入院当時、喜寿と東京五輪は6年半も先の話であり遠くに感じていました。しかし、途中いくつかのハザードを乗り越えてなんとか長い道のり、入り口まで到着することが出来ました。
所が、2020年の入り口まで到着すると、予期せぬ事態が発生している事に気付かされました。言わずと知れた新型コロナウイルスです。
中国湖北省武漢で発生した新型コロナウイルスはあっと言う間に全世界に拡大し、全てのイベントが中止or延期となりました。期待していた東京五輪もちょうど1年延期され2021年7月23日開会式をする事に決定されました。
未だ新型コロナウイルスに対するワクチン並びに治療薬もなく開発中であり、これを良いことに新型コロナウイルスは留まることもなく、全世界へと拡散拡大を続けています。
1年延期が決定された東京五輪も1年後に開催されるのかどうか疑問符がついています。何と言いたら良いのでしょうか、ほぼ半世紀に1回開催されるかどうかわからないビッグイベントがこんな形になるとは誰が予想したのでしょうか?
新型コロナウイルスは社会経済活動へも深刻な打撃を与え、経済の低迷、倒産会社の続出、失業者の増大、等々国家国民へも深刻な打撃を与えています。
加えて2020年の梅雨は長梅雨となり、各地の河川が氾濫を起こし甚大な被害が発生しました。8月に入り長梅雨もやっと終わりを告げました。
復旧作業は新型コロナウイルスの影響もあり、ボランティアも地域限定の採用のみであり、遅々として回復が進まない状態となっていました。被災地の方々にとっては、予想外のことでやりきれない思いではなかったのではと推測しています。
新型コロナウイルスの方は7月中旬から第2波が到来し、9月中旬頃まで続き、その後新規感染者の数は500~600人/日前後で足踏み状態となっていましたが、11月第2週辺りから感染者が増え始め、11月13日には第2波のピーク時1600人/日を超す1687人/日となっています。
明らかに第3波の到来です。第3波は今始まったばかりであり、これから先何処まで拡大して行くのか予測がつきません。今言えることは、高齢者は不要不急の外出を控え、本当に必要な要件のみを迅速に処理する事のみに専念する事が求められていると思います。
一方、喜寿の方は新型コロナウイルスに関係なく自分の健康だけの問題であり、無事到達することが出来ました。2020年と言う年は、「夢・希望・期待」 を与えてくれるはずの年でした。
所が、豈図らんや!自分が考えていた通りの年とはならず、小説の題名ではありませんが、「レ・ミゼラブル(ああ無情)」と言った心境です。
無事喜寿(77歳)に到達した次の人生の一里塚は傘寿(80歳)となります。しかし、あまり先の事は考えず1日1日を無事に過ごして行く事が大切であると思っています。
新型コロナウイルス 第3波
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