松山英樹・・・米国ツアー第1戦マスターズ・トーナメント初制覇・・・おめでとう
2021年4月11日、男子ゴルフ米国ツアーメジャー第1戦、第85回マスターズ・トーナメント(米ジョージア州オーガスタナショナル・ゴルフクラブ)が行われ、松山英樹が通算10アンダー、278で日本人選手として悲願の大会初制覇を果たした。
これまで、このブログも松山英樹については、幾度となく述べてきた。
最初の記事は、2014年6月3日付けの「松山英樹・・・世界のトップ10入り可能なヒーロ出現か?」
2つ目の記事は、2016年10月31日付けの「松山英樹10月ゴルフ・ビッグタイトル2つを獲得・・・いよいよ本領発揮か?」
3つ目の記事は、2017年6月20日付けの「松山英樹・全米オープン2位・・・メジャー勝利の条件は揃っていたのだろうか?」
4つ目の記事は、2017年8月14日付けの「松山英樹・無冠の帝王・返上出来ず・・・全米プロ選手権・涙を呑む」
どの記事も印象に残っているが、特に印象に残っていると言えば、2014年6月3日付けの記事である。この時は、PGAツアー本格参戦して1年目の22歳で初優勝を飾ったのである。
この時のコースは、ジャック・ニクラスがコース設計をし、ホスト役を務めていた。帝王ジャック・ニクラスの目の前で堂々とプレーし優勝したのである。ジャック・ニクラスのコメントは、いろいろ述べていたが 「この先10年、15年にわたって世界でベストプレイヤーの一人となる選手の始まりを君たちは見たんだと思う」である。
ジャック・ニクラスのコメントからするとメジャー初制覇まで少し時間がかかり過ぎたような気がする。本来であれば、2017年6月の全米オープン、2017年8月の全米プロ選手権辺りで勝利していてもおかしくなかったのであるが。
松山は2017年のブリジストン・インビテーショネルを最後に勝利から遠ざかっていたが、2016年の世界ゴルフ選手権、HSBCチャンピオンズと同様に、3日目までのリードを生かして勝利を収めた。
アマチュア時代を含めて10度目の出場となった松山は今大会、初日2位と好発進した。3日目にマスターズ自己ベストの65をマークし、2位に4打差をつけて単独首位に浮上して最終日を迎えた。
最終日残り7ホール時点では7打差のリードをつけたが、15番では池にいれてしまったがここをボギーでしのぎ、バーディーを奪い2位で追うシャウフェレとの差2打差を保った。
その後、シャウフェレが16番で池に入れメジャー初のトリプルボギーをたたいたのに対して、松山も連続ボギーとなったが、シャウフェレとの差は4打差になった。この時点で既にホールアウトしていたザラトリスと2打差となり、続く17番をパーセーブした。
そしてボギーでも優勝が決まる最終18番は、バンカーからピンそば1.8メートルにつけると、パーパットがわずかにカップを外れボギー。終わってみれば2位と最小1打差の逃げ切り劇になった。
マスターズ・トーナメントと言うビッグタイトル簡単には勝たしてくれない事を痛感したのではないかと推測するのである。しかし、松山英樹はまだ29歳これから先、10年位は松山英樹の活躍の場が拡がって行くことを期待して止まない。
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