第5波コロナ感染者急速に減少・9月末で緊急事態宣言が解除・・・減少の原因は?
2021年7月10日頃から感染者が増加し始めた新型コロナウイルス第5波、8月20日に感染者数25,871人というピークを付け、その後徐々に減少をし始めた。何故、減少し始めたのかは、専門家も含めて明快な説明がなされていない。
減少をし始めた原因として考えられるのは、ワクチン接種率が増えて来たこと、人流の抑制効果、飲食店での酒の提供の時間制限、等々が上げられる。
しかし、これらの対策は緊急事態宣言が発出された直後から行って来ていたものであり、それにも関わらず増え続けて来ていたので納得がいかない。
当初のアルファ株と比較しても1.9倍位感染力が強いと言われたデルタ株、ピークを付けた8月20日頃からはまだまだ拡大して行くだろうと推測(専門家の見方も同じ)していたのであるが、ピーク時と言うのは後から分かったことであり、当時はまだまだ増えて行くと思っていた。
その後の経過を見ると、明らかに感染者数減って来ている。全世界的に見ても各国で減少傾向が続いている。
ワクチン接種率が非情に高いシンガポール、イスラエル、等々ではワクチン接種率80%以上にも関わらずブレークスル感染者が増えて来ている。
シンガポールの場合、10月4日の感染者数は3,577人/日、シンガポールの面積は東京23区とほぼ同等、人口は約570万人であり(東京都の約半分)、従い現在のシンガポールの感染者数は東京都のピーク時の感染者数に匹敵する値となっている。
イスラエルの場合、ブレークスル感染者数が増え始め9月8日にピークとなり22,045人を記録した。その後、徐々に減少し始め、10月6日の感染者数は3,025人/日となっている。
日本の場合、ワクチン接種状況は、10月7日時点で2回接種者は約63.1%であり、シンガポール、イスラエル、等々と比較するとまだまだ追いついていない。
日本の場合、10月9日現在の全国の感染者数は777人でかなり低い値まで減少して来ている。日本の減少傾向は、何時まで、どの程度(人数)まで、続いて行くのだろうか?
これは私の見方であるが、過去の新型コロナウイルスの進捗状況等から推測すると、減少傾向は10月20日頃底を打ち、そこから徐々にブレークスル感染者が増加して行き、第6波として12月20日頃ピークを迎えるだろうと推測する。
これはあくまでも推測であり、この通り進まないことを望む。例え、感染拡大が増えて来たとしてもワクチン接種による重症患化率が大きく減少するだろう事を期待する。
日本国内の感染者推移グラフ
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