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カテゴリー「スポーツ」の記事

2021年11月 4日 (木)

MLB異次元のスーパースター・大谷翔平・・・二刀流として本格的に開眼

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MLBに於ける日本人スーパースター(野球殿堂入りが見込める)と言えばイチローであったが、2021年度新たに日本人スーパースターが誕生した。それも異次元のスーパースターである。

今度の日本人スーパースターは、投手と野手の二刀流である。それは言わずと知れた大谷翔平である。

大谷翔平は大リーグに挑戦する前に、日本ハム・ファイターズに5年間在籍し、投手と野手の二刀流で活躍していた。2016年にはNPB史上初の「2桁勝利・100安打・20本塁打」を記録した。

2016年には投打両方で主力としてチームのリーグ優勝と日本一に貢献、NPB史上初となる投手と指名打者の2部門でのベストナインに選出され、初のリーグMVPに輝いた。更に、165km/hのNPB最速投球記録保持者でもある。

こうした輝かしい記録をバックに、2018年大リーグ“ロサンゼルス・エンゼルス”へ移籍した。“ロサンゼルス・エンゼルス”を選んだのは、当時監督であったマイク・ソーシア氏(2020年五輪の米国代表監督)が大谷を「間違いなく二刀流として考えている。投手、野手として大リーグで活躍できる」と太鼓判を押していたからであった。

2018年は打者として104試合に出場して打率285、本塁打22、投手としても10試合に登板して4勝2敗、防御率3.31とメジャーでも二刀流の活躍で新人王に輝いた。

2019年は怪我の影響で打者に専念し、106試合で打率286、18本塁打。

2020年はコロナ禍でシーズンが短縮され、44試合で打率190、本塁打7、投手としては2試合に登板して0勝1敗。

2021年は再び投打でフル回転。打者としては155試合に出場、打率258、本塁打46、打点100、盗塁26、投手としては23試合に登板して9勝2敗、防御率3.18、奪三振156。

2021年度は、オールスター戦にも二刀流で出場、ア・リーグの1番指名打者と先発投手を務めた。球宴史上初の二刀流での出場を果たした。ホームラン競争にも参加する活躍であった。

6月には13本、7月には9本と本塁打を量産し、両月はア・リーグ野手部門で2ヶ月連続の月間MVPを受賞。投手としても6月初めから9月にかけて8連勝をマークした。

「野球の神様」と呼ばれたベーブルース以来、103年ぶりとなる「2桁勝利&2桁本塁打の同時達成」にも迫る歴史的シーズンを送った。2004年マリナーズのイチローが記録した年間最多安打記録262本は、1920年ジョージ・シスラーが樹立した年間最多安打記録257本を84年ぶりに更新するものであった。

来年度は、更に二刀流に磨きをかけ、ベーブルースと同じ「2桁勝利と2桁本塁打の同時達成」を成し遂げて欲しい。更に、今年惜しくも逃したア・リーグホームラン王(2本差で未達)にも挑戦して欲しい。

メジャー挑戦4年目の今季、投打二刀流を軌道に乗せ、野球の本場で旋風を起こし、現在ア・リーグの最優秀選手(MVP)の有力候補に挙がっている。最終的には今月の20日頃に発表される。MVPは間違いないと予想している。

大 谷 翔 平

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2021年8月11日 (水)

東京2020オリンピック(五輪)終了・・・光と影についての雑感

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2021年7月23日、東京五輪が開幕し、8月9日閉会式が行われ無事17日間の日程を終了した。今回の五輪は新型コロナウイルスが日本中に蔓延拡大をし続ける異例の中で行われた。

開催前には、開催中止or延期、と言う世論が60%以上占める中関係者の強い意向で開催にこぎ着けた。開催スタート時「ポジティブ」な意見の人は10%、「ネガティブ」な意見の人は33%、であった。

所が、大会が進むに連れて「ポジティブ」な人の比率が増加し、「ネガティブ」な人の比率が減少して行き、7月30日辺りで逆転し、8月5日時点では「ポジティブ」な意見の人が33%となった。添付しているグラフ参照。

これは、競技が進むにつれて日本国内の選手の活躍が目立ちはじめ、過去最高のメダル獲得数を記録し始めた事に起因していると思われる。

一方で海外は日本以上に盛り上がっていた。調査によると、米国、英国、中国、フランス、で東京五輪に「ポジティブな意見」を聞いた人の割合は、日本を上回る40%台まで上昇していた。

私が感じた変化への兆しは、26日行われた卓球の新種目、混合ダブルスの決勝で、水谷隼、伊藤美誠、ペアが最終ゲームまでもつれる接戦の末に、最強である中国ペアに逆転勝ちし金メダルを獲得したことである。

前日の準々決勝で、ドイツペアを相手にマッチポイントを7度しのいで勝利、準決勝では世界ランキング1位の台湾ペアを下して決勝に臨んでいたのである。

次に注目したのが、野球の試合である。一次リーグ(グループA首位)日本、一次リーグ(グループB首位)米国、は直接準々決勝に進み、8月2日に対戦した。この2チームは銅メダルが確定していた。

日本対米国の準々決勝で日本は、9回裏に入って時点で5:6で負けていたが9回裏に1点を入れ同点とし、タイブレーク式の延長線に入った。10回の表米国を0点に抑えるとその裏日本は、捕手甲斐拓也のタイムリーヒットで勝利した。

そして、日本は準決勝に進んだ。準決勝の相手は、ノックアウトステージでドミニカ共和国、イスラエルを連破した韓国と当たった。ここでも日本は宿敵韓国を5:2で破り決勝へ進んだ。

決勝戦は、敗者復戦3回戦で韓国を破った米国が相手に決まった。日本(侍ジャパン)は、先発・森下が5回無失点の好投、その後は、千賀、伊藤、岩崎、栗林、と繋いで無失点に抑えた。

一方、打線は村上が3回裏にソロホームランで1点を先制、そのまま迎えた8回には、吉田の安打に相手のエラーが絡み貴重な追加点をあげて勝利に結び付けた。接戦を制した日本(侍ジャパン)は全勝で悲願の金メダルを獲得した。

野球の試合を通じて感じた事は、20代前半の若い選手の活躍であった。日本のエースと目された田中将大の存在が若手の投手の影に隠れて目立たなかったのも時代の流れであると感じた。

五輪の成功でこれを主導した菅総理の評判もウナギ登りに上昇するかと思いきや全くそうならなかった。これは、五輪だけでなく同時に進んでいた新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがかけられなかった事も要因の一つである。

五輪が新型コロナウイルス感染拡大に影響を与えたかどうかについは、バブル方式のお陰でほとんど影響を与えなかったと思われる。選手のワクチン接種率81%、PCR検査は原則毎日、陽性率0.02%、医師のべ7,000人対応、等々のデータが示している。

五輪終了後の内閣支持率を見ると、読売新聞、朝日新聞、JNN、NHK、いずれも過去最低を記録した。特に、NHK、朝日新聞、は30%を切る内閣存続が危ぶまれる値を示している。

これは、菅総理の基本的な資質に問題があると見ている。総理大臣としてのリーダシップがない。発信する言葉に全く説得力がない、周りの空気が読めない、記者会見でやらせ質問、原稿の読み飛ばし、等々上げれば切りがない。

東京2020オリンピック(五輪)開催前は、新型コロナウイルス感染拡大に影響を及ぼすのではないかと開催を中止or延期すべきであると感じていたが、五輪への影響は軽微であり、五輪は結果良しで終了した。

東京2020オリンピック(五輪)での日本選手のメダル獲得数は、金27個、銀14個、銅17個、合計58個であり、今後この値を更新するのは何時になるのだろうか?私が生きている間には来ないだろうと推測している。

東京2020オリンピックへの評価

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2021年7月21日 (水)

大相撲名古屋場所明暗を分けた二人・・・明とは大関・照ノ富士/暗とは横綱・白鵬

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2021年7月18日、大相撲名古屋場所・千秋楽結びの一番で全勝同士の横綱・白鵬VS大関・照ノ富士戦が行われ、大横綱である白鵬が汚い手を使い、大関・照ノ富士を破って全勝優勝を果たした。

汚い手とは、以前から指摘されていた右肘で顔面を狙う行為である。あれは“かちあげ”という技ではない。非情に危険な行為である。照ノ富士も一瞬フラッとしたが、大きな照ノ富士だから大丈夫だったけれど、相手によってはこの一発で相撲人生が終わってしまうくらいの危険なことである。

続いて今度はなりふり構わぬ左右からのビンタのような張り手。そして、一瞬の隙をつき右四つに組んだ。ガムシャラに出てくる大関の圧力に上手が切れる。最後は相手の右腕を両腕で抱え込み、後ずさりしながら振りほどくような小手投げで決めた。

本来の横綱であるべき姿としては、正々堂々と相手を受け止め、相手に攻めさせ、その後反撃して相手をねじ伏せると言うのが正攻法として求められるのである。

かつての大横綱・双葉山は、後の戦といわれる戦い方で相手を倒していた。同じく大横綱・大鵬も姑息な手段を使うことなく堂々と相手と対峙し勝利していた。

かつて白鵬は「相撲道」とか相撲愛」を言葉にしていたけれど、45回の優勝を果たした大横綱としての言葉とは思えない。

昨日の大関・正代戦でも「奇策」な手段、立ち会いで仕切り線から土俵際まで下り、相手の圧力を封じるように距離を取り、左、右、と強烈な張り手で相手をぼうぜんとさせ、最後は右を指し浴びせ倒した

解説の尾車親方も言っていたが、まるで「初っ切り」である。「初っ切り」であればまだ笑いもあり楽しめるが、この相撲は背筋が寒くなるような、実に後味が悪い一番であった。

日本相撲協会の八角理事長は、史上44度の優勝を誇る大横綱・白鵬に対し、「普通、奇策は弱い者がやるもので大横綱ともあろう者がすべきではない」と苦言を呈していた。

2021年7月19日、横綱審議委員会の定例会が都内で開かれた。白鵬については進退を懸けた場所での復活優勝となったが、横審の委員からは横綱の品格について批判の声が相次いだ。

結局、最後理事長が白鵬を呼んで厳重注意することになった。以前にも白鵬については、「肘うち」を止めるように警告され一時は止めていたのであるが、ここに来て再びなりふり構わず行っている。

白鵬が長い間懸けて築いて来た大横綱と言う地位を一瞬にして吹き飛ばしてしまった。過去の栄光は、名古屋場所の最後の二日間で雲散霧消してしまった。これが「白鵬」についての暗部である。

一方、大関・照ノ富士については、横綱審議委員会は全会一致で横綱に推薦し、第43代横綱への昇進が確定した。矢野委員長はオンラインで記者会見し、「少しも浮ついたところがなく、きっと立派な横綱になってくれる」と語っていた。

照ノ富士は、両膝に怪我を負い、両膝にサポータが巻かれ怪我は完治していない。しかし一病息災、強引な相撲が減った代わりに、緻密さが加わり、取り口の幅が広がった。膝の爆弾と付き合うようになってからは、基礎運動やトレーニングにも一層熱心に取り組んでいる。

照ノ富士に期待することは、白鵬のような「肘うち」、「張り手」と言った汚い手を使うことなく、横綱・大鵬のように堂々と受けて立ち正攻法で攻める相撲を取って欲しい。白鵬が崩した横綱の品格を取り戻してもらいたい。

横綱昇進を機会に白鵬を上回る横綱になる努力をし、名古屋場所で敗れた借りを返し、大横綱として堂々と前へ進んでくれることを望むものである。これが、「照ノ富士」についての明部である。

 

千秋楽 結びの一番 立合い 白鵬の肘うち瞬間

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14日目 横綱・白鵬  VS  大関・正代  戦の立合い 

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2021年5月 8日 (土)

米紙から五輪中止提言相次ぐ・・・緊急事態宣言延長で現実味を帯びてきた

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2021年5月8日、開幕まであと3ヶ月を切った東京五輪・パラリンピックだが、ここに来て米国メディアから中止への提言が相次いでいる。

5月5日、米有力紙ワシントンポスト(電子版)は日本政府に対し中止を決断し、費用の「損切り」をすべきだとするコラムを掲載した。コラムでは「日本はIOCに略奪は他でしてくれと言うべき」と題し、日本を「踏み台」とするIOCの姿勢を糾弾している。

開催に否定的な日本の世論、医療体制の逼迫などに触れ、「世界的大流行の中で国際的なメガイベントを主催することは不合理な決定だ」としている。

5月4日、サンフランシスコ・クロニカル(日刊紙)は、世界各地で新型コロナウイルスの影響が長期化する中で、東京五輪について「開催されるべきではない」とするスポーツコラムニストの記事を掲載している。

米国ではワクチン接種が進み、正常化への兆しが見えている一方で、インドや欧州の一部、南米では深刻な状況が続いているとし、東京五輪開催には「時間が足りない」と訴えている。

4月には、有力紙ニューヨーク・タイムスが現状での東京五輪開催について「最悪なタイミング」とし、日本と世界にとって「一大感染イベント」になる可能性があると指摘し、「五輪のあり方を再考すべき時期」と、訴えている。

米国紙から上記のような提言が出ている事には気付いていたが、日本政府の態度は一貫して変わらず「感染防止対策をしっかり行い開催を行う」と言うものであり、政府の方針に一抹の不安があるにもかかわらず実行されるものだと思っていた。

新型コロナウイルス第4波に入ってから変異株による、感染拡大が留まることなく広がりはじめ、3回目の緊急事態宣言が4月24日に発せられた。3回目の緊急事態宣言は5月11日迄の短期であり、連休を挟んでより強い対策を実行すると言うものであった。

豈図らんや、緊急事態宣言初期の目的は達せられることなく、連休中の人流は少し減ったが感染者数は横ばいであり、緊急自体宣言を延長せざるを得ない状況に追い込まれた。結局、5月末迄続くことになった。

緊急事態宣言の終了をどう言う状態になったら行うのか?この目標設定が難しい問題である。東京では感染者数が100人以下、大阪では感染者数が50人以下、等の値が2ヶ月程度続く事が必要ではないかと思っている。

この目標数を達成しないうちに解除すると第5波を誘発し、また同じ事の繰り返しとなる。しかし、ここで言える事は新規感染者数が目標数をクリアしている間にワクチン接種を終了さす事が求められる。

現在、ワクチン接種がスタートしているが、進捗状況が非情に遅く、高齢者(65歳以上)が終了する目標を7月末としているが、達成出来ないだろうと推測している。ましてや、一般人が終了するのは今年いっぱいで終了するのかどうか?これもまた不確かである。

こうして考えて見ると、現在決定されている日程では、五輪中止が現実味を帯びて来るのである。あるいは、更にもう1年延期が必要になると思われる。

日本としては、IOCと再交渉してもう1年延長を提言すべき時が今まさに迫って来ている。時は今、緊急事態宣言が続いている5月末までに行う事が必要である。IOCが日本の提言を受け入れないようであれば諦めざるを得ない。

2021年4月12日 (月)

松山英樹・・・米国ツアー第1戦マスターズ・トーナメント初制覇・・・おめでとう

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2021年4月11日、男子ゴルフ米国ツアーメジャー第1戦、第85回マスターズ・トーナメント(米ジョージア州オーガスタナショナル・ゴルフクラブ)が行われ、松山英樹が通算10アンダー、278で日本人選手として悲願の大会初制覇を果たした。

これまで、このブログも松山英樹については、幾度となく述べてきた。

最初の記事は、2014年6月3日付けの「松山英樹・・・世界のトップ10入り可能なヒーロ出現か?」

2つ目の記事は、2016年10月31日付けの「松山英樹10月ゴルフ・ビッグタイトル2つを獲得・・・いよいよ本領発揮か?」

3つ目の記事は、2017年6月20日付けの「松山英樹・全米オープン2位・・・メジャー勝利の条件は揃っていたのだろうか?」

4つ目の記事は、2017年8月14日付けの「松山英樹・無冠の帝王・返上出来ず・・・全米プロ選手権・涙を呑む」

どの記事も印象に残っているが、特に印象に残っていると言えば、2014年6月3日付けの記事である。この時は、PGAツアー本格参戦して1年目の22歳で初優勝を飾ったのである。

この時のコースは、ジャック・ニクラスがコース設計をし、ホスト役を務めていた。帝王ジャック・ニクラスの目の前で堂々とプレーし優勝したのである。ジャック・ニクラスのコメントは、いろいろ述べていたが この先10年、15年にわたって世界でベストプレイヤーの一人となる選手の始まりを君たちは見たんだと思う」である。

ジャック・ニクラスのコメントからするとメジャー初制覇まで少し時間がかかり過ぎたような気がする。本来であれば、2017年6月の全米オープン、2017年8月の全米プロ選手権辺りで勝利していてもおかしくなかったのであるが。

松山は2017年のブリジストン・インビテーショネルを最後に勝利から遠ざかっていたが、2016年の世界ゴルフ選手権、HSBCチャンピオンズと同様に、3日目までのリードを生かして勝利を収めた。

アマチュア時代を含めて10度目の出場となった松山は今大会、初日2位と好発進した。3日目にマスターズ自己ベストの65をマークし、2位に4打差をつけて単独首位に浮上して最終日を迎えた。

最終日残り7ホール時点では7打差のリードをつけたが、15番では池にいれてしまったがここをボギーでしのぎ、バーディーを奪い2位で追うシャウフェレとの差2打差を保った。

その後、シャウフェレが16番で池に入れメジャー初のトリプルボギーをたたいたのに対して、松山も連続ボギーとなったが、シャウフェレとの差は4打差になった。この時点で既にホールアウトしていたザラトリスと2打差となり、続く17番をパーセーブした。

そしてボギーでも優勝が決まる最終18番は、バンカーからピンそば1.8メートルにつけると、パーパットがわずかにカップを外れボギー。終わってみれば2位と最小1打差の逃げ切り劇になった。

マスターズ・トーナメントと言うビッグタイトル簡単には勝たしてくれない事を痛感したのではないかと推測するのである。しかし、松山英樹はまだ29歳これから先、10年位は松山英樹の活躍の場が拡がって行くことを期待して止まない。

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2019年8月 9日 (金)

渋野日向子・AIG全英女子オープン優勝・・・についての雑感

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女子ゴルフのメジャー最終戦、AIG全英女子オープンは8月4日、英国ミルトンキーンズのウォバーンゴルフ・カントリークラブ(パー72)で最終ラウンドが行われ、日本の渋野日向子(20歳)が通算18アンダーで優勝した。

日本勢のメジャー勝利は、1977年の全米女子プロ選手権を制した樋口久子(72歳・現LPGA顧問)以来、男女を通じて42年ぶりで2人目の快挙である。

渋野日向子と言う選手がいることを知ったのは、全英女子オープン3日目でトップに立っている日本の選手がいると言う報道があり、その時が初めてである。

その時は、例え3日目でトップに立ったとはいえ、全くの偶然の出来事で最終日を迎えればプレッシャーで大崩れし、最終5~6位で終われば良いだろうと思いあまり気にしていなかった。

所が最終日の結果を聞いてびっくりである。首位の最終組で先に65で終えていたリゼット・サラス(米国)と通算17アンダー並んで迎えた18番で、長いバーディーパットを沈めて快挙を達成したのである。

何故、驚いたかと言えば、渋野日向子のこれまでの経歴を詳しく知った時である。プロに転向してからまだ1年目で国内トーナメントで7月に2勝目をあげたばかりで、いきなり海外のメジャーに挑戦し優勝したことである。

樋口久子と比較してみると、樋口久子の場合、1967年(昭和42年)プロテストに合格すると、その翌年、日本女子プルゴルフ選手権大会、TBS女子オープン選手権(現・日本女子オープンゴルフ選手権協技)の2大メジャーを連覇。以後1970~80年代にかけてこれらの2冠を独占するなど日本プロゴルフ界を席巻して来たのである。

樋口久子が全米女子プル選手権に優勝したのは、こうした絶頂期の1977年31歳の時であり、まさにゴルフ人生最高の時であった。所が渋野日向子の場合、まだ経験1年目でポットでの新人と言う状況下での優勝であり、奇跡に近い偶然と思えるからだる。

これから先、渋野日向子はどう飛躍して行くのだろうか?英国の公共放送BBCがセベ・バレステロスの例を上げて次のようにコメントしている。

全くの無名の存在から、メジャー女王に輝いた渋野。突如現れたヒロインを「爆発的なインパクト」と称賛し、1976年の全英オープンで2位に入った当時19歳のセベ・バレステロス(スペイン人ゴルファー)の台頭を彷彿させるものだった。

セベ・バレステロスは、1976年欧州ツアー賞金王に輝くと、一気に世界的名選手へと飛躍して行った。全英オープンでは、1979年、1984年、1988年、と3度優勝。同じく海外メジャー米国のマスターズでは、1980年、1983年と2度の優勝、1977年、1978年に国内メジャー日本オープンを連覇、日本でも通算6勝し、一時代を築いた名選手であった。

人生初の海外ツアー。衝撃的な活躍の理由について、記事では新女王の実力もさることながら、その飾らない人柄を挙げている。彼女はゴルフに必要なものをもっている。「それはカリスマ性であり、個性だ。」

普通ならピリピリとした緊迫感が張り詰める大舞台の優勝争い。そんな場面で見せた笑顔のプレーに「感情を失ったポーカーフェイスの時代では、特に」と、渋野の凄さを強調していた。

そして、彼女の真の実力を評価するのは時期尚早だが、観客を魅了するという能力においては別格の存在である言っても差し支えないだろう。とコメントしていた。

今後、渋野日向子はどう成長し、飛躍して行くのだろうか?注目して行きたい。

2019年1月20日 (日)

第72代横綱“稀勢の里”引退・・・今後の相撲界はどうなって行くのだろうか?


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113日に開幕した大相撲初場所、稀勢の里に関して年頭所感で心配していたこと(途中休場と引退)が現実となってしまった。場所前の稽古で、先場所優勝の貴景勝を相手にいい相撲(81敗)を取っていたことと、本人の初場所にかける意気込みからして、初場所は何とかそれなりの成績で乗りきれるのではないだろうかと思っていた。

所が、豈(あに)図らんやまさかの初日からの3連敗、「アーウー!」と声高にため息をつかざるを得ない結果となってしまった。稽古場で生かせていたことが、本場所になると何故出来ないのだろうか?ため息ばかりである。

これは解説者“舞の海秀平”氏の見方であるが、今場所3日間の相撲を見ると、脚の筋力がかなり衰えていて、ちょっといなされると足がついて行かない、踏ん張れる力が出てこない、と言うことでまるっきり残せる相撲が取れなくなっているとの解説である。なるほどそうかと言われると納得せざるを得ない。

2017年春場所に痛めた左大胸筋の回復が遅れ、満足な稽古が出来ないまま夏場所、名古屋場所に臨み、負が込み途中休場。秋場所は初土俵以来自身初の全休で回復に努め、九州場所に出場したが金星5個を配給し46敗のまま途中休場となり2017年が終了。

続く2018年の初場所15敗で途中休場、その後3場所全休し回復に努める。そして、迎えた秋場所では105敗の成績を残しひとまず引退の危機を脱出した。所が、九州場所05敗のまま途中休場、場所後の横綱審議会で「激励」の言葉(決議)をもらった。

迎えた2019年初場所、もう後には引けない剣が峰に立たされた状態での出場となったが、結果はご存知の通りである。横綱と言う地位を考えると足掛け2年間にわたって不本意な土俵が続いたがファンの方がよく辛抱して稀勢の里の復帰を待ち望み期待してくれた。

しかし、過去の経過を踏まえるとこれ以上稀勢の里に期待をかけるのは酷である。引退と言う判断はやむを得ないと素直に受け入れたいと思うのである。今後は、親方「荒磯」として相撲界に貢献して行ってもらいたい。

しからば、稀勢の里が引退したあとの相撲界はどうなって行くのだろうか?今後の展望について言及してみたい。

横綱鶴竜であるが、稀勢の里が引退した翌日の相撲に敗れて23敗となり、右足首の痛みで休場した。昨年11月の九州場所でも右足首の故障で全休しており、これで2場所連続12度目、横綱としては在位29場所で11度目となる。

鶴竜もすでに年齢は33歳でピークを過ぎており、来場所以降の結果により何時引退に追い込まれてもおかしくない状況である。

もう一人の横綱白鵬であるが、白鵬もすでに33歳、3月の春場所を迎えると34歳になる。今場所の相撲を見るとここまで7戦全勝で来ているが、内容は盤石の勝利に程遠いお粗末なもので既に3敗位していてもおかしくないと言う内容である。

白鵬も昨年は故障がちで、途中休場2回、全休2回、まともに場所を努められたのは2場所のみである。大横綱と称される白鵬もすでに全盛期を過ぎていて、過去の遺産(相撲の勝ち方を知っている)でかろうじて凌いで来ている状況である。

白鵬自身としては、東京オリンピックまではなんとか横綱と言う地位を維持したい気持ちであるが、果たして今年いっぱいまともに場所を務めることが出来るのかどうか?危ぶまれるのである。

次に、大関陣について見ると、栃ノ心、豪栄道、高安、いずれも大関と言う相撲ではなく、かろうじて勝利ばかりで不甲斐なさと感じる。これから横綱に向かって進もうとする大関と言う伸び代は全く感じられない。

近い将来(今年から来年にかけて)、現在の横綱・大関陣がそろって引退あるいは地位陥落が起こり、世代交代が進むのではないだろうかと思っている。

新しく大関・横綱になることが期待される若手は、まだ充分に育って来てはいなく、当分群雄割拠の戦国時代が続くのではないだろうか?と言うのが私の見方である。

2018年4月 4日 (水)

大谷翔平・大リーグ挑戦で早速結果を出す・・・今後の活躍を期待!


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201841日、大谷翔平が大リーグ挑戦で早速結果を出した。年頭に、今年期待し注目するスポーツの話題の一つとして取り上げていた “大谷翔平の活躍” である。

大リーグの開幕第1戦目で打者として出場し、初打席でいきなり初球を叩きヒットとした。そして、開幕第4戦目で投手として先発出場し、692球を投げ、初勝利をあげた。

4戦の試合は、ビデオで観戦していたが、直球、スライダー、フォーク、カーブ、等々を織り交ぜた投球で相手を完全に翻弄していた。与えたヒットは2回の連打の後、3 ランの3本のみと言う最高の出来であった。

92球のうちストライクが63球と制球は安定しており、4球は一つのみで、先発投手としてのクオリティースタートをクリアする内容であった。オープン戦で4死球を連発していた姿から、この日の変わり様を誰が予想する事が出来たであろか?

エンゼルスのソーシア監督も 「彼の才能を見た。ピッチングの組み立て、球速だけでなくて、投球に使う全てのものを見せてくれた。2回の3打者以外は、言うこと無い感じだ。」 とコメント。対戦相手であるアスレティックスのメルビン監督も「彼は本物のようだね!」 とコメントしていた。

そして、全米メディアも大谷の二刀流デビューに対して驚愕、「歴史的」 「誇大宣伝ではなかった」 と報じ、「不完全な部分もあったが、素晴らしいパフォーマンスを見せた。彼の二刀流の挑戦は、現代野球の未知の水域へ彼をねじ込んでいる。」

彼は1919年ボストン・レッドソックスのベーブ・ルース以来 初めて、開幕戦で投手以外で先発出場し、その後10試合以内で先発投手となった、大リーグ選手である。メジャー99年ぶりに本物の二刀流選手が誕生したと報じていた。

MLBはまだスタートしたばかりであり、大谷の活躍はこれからが本番である。1試合上手く行ったからと言って安心は禁物である。継続して活躍して、本物の二刀流であることを全ての野球関係者へ知らしめて欲しいと思っている。

大谷の次回登板は、49日第10戦目で本拠地に於けるアスレティック戦となる。第4戦目に戦った同じ相手であり、果たして今回も相手を牛耳ることができるのだろうか?楽しみに期待したい。

2018年1月 8日 (月)

2018年 私が最も期待し注目するスポーツの話題


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例年、年頭所感で述べていた、今年 “私が最も期待し注目するスポーツの話題” を改めここで取り上げて見たいと思います。

1.ゴルフ界・期待の星 “松山英樹” 悲願のメジャー制覇

昨年もトップで取り上げ期待していましたが、残念ながらメジャー制覇へとは繋がりませんでした。メジャーでの結果は、マスターズ・トーナメント11位、全米オープン2位、全英オープン14位、全米プロ選手権5位、という結果に終わりました。

このうち、全米プロ選手権戦では、最終日前半を首位で折り返すという、あわや優勝かとも思わせる出来でしたが、最後崩れてメジャー制覇へとはなりませんでした。しかし、メジャー制覇にかなり近づいてきたと思わせるものでした。

昨年のレギュラーシーズンでは3勝し、年間ポイントランキング1位で年間王者を決定するプレーオフ4戦に臨むことになりました。しかし、プレーオフ第1選で大崩れし予選落ち、続く第2戦、第3戦、第4戦でも上位へ来ることが出来ず、結局最後 年間ポイントランキング8位 で終わりました。

プレーオフシリーズで崩れてしまったことについて、松山は次のように振り返っていました。全米プロ選手権戦が終わってから1週間おいてプレーオフシリーズが始まりました。

前の試合で一時首位に立ちながら、自分が思うようなプレーが出来ず崩れたことが悔しくて、直後のインタビュー時 大泣きしました。その悔しさを引きずったまま次の試合に臨むことになり、第1戦ではドライバーもパターも調子を崩し、予選落ちしてしまったのです。

その後、懸命に練習し立ち直りを試みましたが、残りの3試合とも10位以内には食い込む事が出来ず、年間王者という夢を実現することは出来ませんでした。

2018年のPGAツアーは、既に始まっていますが、ここまでの成績は3戦して5位タイが2回、50位タイが1回となっている。

直近の試合、今年15日~8日ハワイで行われた、セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズでは、8日最終日 松山は猛チャージをかけ7つスコアを伸ばしトータル14アンダー 4位タイで終了した。優勝は、現在PGAランクNo.1のダスティン・ジョンソンの24アンダーと言うとてつもないスコアであり、やむを得ない結果となった。

しかし、この試合を見る限り、松山の調子はかなり良くなっていると感じられた。4月のマスターズ・トーナメント迄はまだ3ヶ月あるので、調子をピークに持ってくるよう調整して行って欲しいと思う。

2.サッカーW杯・ロシア大会で日本の活躍 (予選突破し8強進出)

2018614日より、ワールドカップ・サッカーロシア大会が開幕する。日本は、今回で6大会連続出場となる。そのうち、2002年日韓大会と2010年南アフリカ大会で予選を通過し、ベスト16まで進んだのが最高の成績である。

W杯・ロシア大会の一次リーグの組み合わせは、日本に取って非常に恵まれたと感じている。日本は、H組でポーランド(FIFA 7位)、コロンビア(FIFA 13位)、セネガル(FIFA 23位) と同組である。

いずれのチームもFIAFランキングは日本(FIFA 55位)より上であるが、実力がずば抜けたチームがいなく予選突破のチャンスは充分にあると見ている。予選突破し16強に進んだ後、何とか8強まで進んで欲しいと願っている。

ただ心配の種は、12月に行われた東アジア選手権で優勝をかけて戦った韓国戦で1-4と大敗したことである。この時の日本代表チームは全てJリーグ選抜のメンバーであったが、内容があまりにも不甲斐ない戦いであったことである。

W杯に於いては、日本代表チームとして海外で活躍する選手が多数選抜されると思うが、韓国戦の敗戦を鑑み、立て直しを図って欲しい。全ては、ハリルホジッチ監督の采配次第だと思っている。

3.メジャーへの挑戦が決まった大谷翔平の活躍

大谷翔平は、2013年高卒でNPBの日本ハム・ファイターズへ入団、2017年迄の5年間日本ハムに在籍、この間投手と野手の二刀流として活躍した。2016NPB史上初の 「2桁勝利・100安打・20本塁打」 を達成した。

2016年には投打両方で主力としてチームのリーグ優勝と日本一に大きく貢献、NPB史上初となる投手と指名打者の2部門でのベストナインの選出に加え、自身初のリーグMVPの栄誉に輝いた。更に、165km/h のNPB最速投球記録保持者でもある。

こうした輝かしい記録をバックに、今年から大リーグ ロサンゼルス・エンゼルス”へ移籍し、二刀流として活躍することが約束され、期待されている。

大谷翔平が “ロサンゼルス・エンゼルス” を選んだ経緯は、監督のマイク・ソーシア氏が大谷を 「間違いなく二刀流として考えている。投手、野手として大リーグで活躍出来る」 と太鼓判を押している ことだと思っている。

具体的には、投手として起用する場合、大リーグでは基本的に5人で先発ローテーション回すのが一般的であるが、エンゼルスは先発6人制の採用も検討しているようである。

野手として起用する場合、アメリカン・リーグでは指名打者制度があり、主に指名打者として起用することを考えているようだ。先発投手、野手としての調整方法や実際の起用法などについては、これから意見交換を密にして行くとしている。

大谷翔平が大リーグでどれだけ活躍できるかは未知数である。しかし、大リーグへの挑戦は大谷が当初から希望していたことであり、実現した以上 「知将」 マイク・ソーシア監督のもと全身全霊をかけて頑張って欲しい。

4.平昌冬季オリンピックでの日本女子選手の活躍

29日から平昌冬季五輪が開幕する。期待するのは、日本女子選手の活躍である。特にスピ-ドスケート500m、1000mの小平奈緒、1500m、3000mの高木美帆、女子団体追い抜きの 高木美帆、佐藤綾乃、高木菜那、菊池 彩花、のチームである。

そして、スキージャンプ 高梨沙羅、伊藤有希、の活躍 金メダルを期待したい。高梨沙羅は前回のロシア・ソチ大会 金メダル候補のトップと言われて臨んだ大会であったが、残念ながら4位に終わった。今回、その雪辱を果すチャンスが訪れた、頑張って欲しい。

2017年8月15日 (火)

松山英樹・無冠の帝王・返上出来ず・・・全米プロ選手権・涙を呑む


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813日、男子ゴルフのメジャー最終戦、全米プロ選手権はノースカロライナ州シャーロットのクウェイホロー・クラブ(パー71)で最終ラウンドが行われ、2位からスタートした松山英樹は5バーディー、6ボギーの72にとどまり、通算5アンダーの2795位に終わった。

日本のゴルフ・ファンの夢と希望を載せてスタートしたメジャー最終戦、途中の経過が良かっただけに優勝の期待を抱いたのは私だけではなく、日本中のゴルフ・ファンであっただろうと推測する。

松山英樹は、PGAツアー(米国男子ゴルフツアー)で既に5勝をしている日本が誇る最強のゴルフ・プレヤーである。年4回行われる世界選手権シリーズ (準メジャー) では、既に2勝をしている。昨年の11月行われた世界選手権シリーズ、HSBCチャンピオンズと先週行われたブリジストン招待で勝利している。

先週行われた世界選手権シリーズ・ブリジストン招待では、最終日大会コースレコードとなる61をたたき出し、2位に5打差をつけて圧巻の逆転勝利を収めている。

松山のゴルフの実力を知る欧米のメディアは、松山英樹のことを “無冠の帝王” と称している。まだメジャーで優勝をしていないから与えられた呼称である。いずれメジャーで優勝するだろうと予測して与えられた名称である。

今回の今年最後のメジャーでは、前週の結果が非常に良かっただけに、全てメディアの予想、上位の選手同士間での予想でもトップに上げられていた。

今年のメジャーを振り返ってみると、4月のマスターズでは、スペインのセルジオ・ガルシア(37歳)、6月の全米オープンでは、米国のブルックス・ケプカ(27歳)、7月の全英オープンでは、米国のジョーダン・スピース(24歳)、8月の全米プロ選手権では、米国のジャスティン・トーマス(24歳)、が優勝している。

この中で、ジョーダン・スピースは、既にマスターズ、全米オープン、全英オープン、で勝利を収め、キャリア・グランドスラムに王手をかけているダントツの実績を誇る選手である。しかし、その他の選手を松山と比較して見ると松山英樹の実績が勝っている感とじている。しかし、メジャー本番で勝てないのが、メジャーの重圧である。

今回の全米プロでは、1日目70-1)で15位タイと出遅れたが、2日目にボギーなしの7バーディーの猛チャージ64をかけ、トップのケビン・キズナーと並んで通算8アンダー134で暫定首位に立った。この時点では、さすが松山と期待が高まる一方であった。

3日目は、1バーディー、3ボギーの73で回り、通算6アンダーの207でトップと1打差の2位につけた。ケビン・キズナーが通算7アンダーの首位、松山と並ぶ2位にクリス・ストラウド、5アンダーの4位に今回優勝したジャスティン・トーマスとルイ・ウェストヘーゼが続いた。まだまだこの時点では、松山の爆発力からすると逆転の可能性大と見ていた。

そしていよいよ最終日、2番でボギーを先行させたものの、6番で3メートルを入れて取り返と、パー57番は2オン2パットで連続バーディー、1つスコアを伸ばし、堂々の首位でバックナインを迎えた。

暗転したのは、バーディーを奪った直後の11番。フェアウエーからの第2打はグリーンを捉えられず、ここから痛恨の3連続ボギーをたたいた。一つのミスから流が悪くなってしまった。メジャーのプレッシャーがかかって来たのである。

しかし、14番、15番と連続バーディーで再浮上し、同組で回った優勝者のジャスティン・トーマスに1打差と食らいついたが、「グリーンマイル」(死刑台への道)と称される難関の上がり3ホールで、16番は右ラフ、18番は左クリークにティーショットを打ち込みボギーとなり、“栄光への道” は閉ざされた。

優勝に手が届くところにいながら敗れた悔しい敗戦に、インタビューではタオルで何度も涙を拭うシーンを見せられ、なんともやりきれなさを感じた。

3日間トップをキープしていた、ケビン・コスナーも最終日74(+3)をたたき、7位に沈んでしまった。ここでも、これがメジャーの重圧か?と言うシーンを実感させられたのである。

次のメジャー戦は、来年4月開催のマスターズである。何とか、頑張って来年4月に調子を合わせ、日本人初のメジャー制覇を成し遂げて欲しいと願うのである。

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