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カテゴリー「年頭所感」の記事

2023年1月 1日 (日)

2023年 年頭所感

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新年明けましておめでとうございます。2023年(癸卯・・みずのと・う・・)が皆様にとって良い年になることをお祈申し上げます。 今年も、このブログご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願い申しあげます。

2008年にスタートしたこのブログも昨年末で15年が経過し、訪問者の数も8万6,800件を越すに至りました。これもひとえに皆様方のご支持・ご支援のお陰であると感謝致しております。

今年は、数え年で81歳になりました。今年の誕生日が来ると満80歳を迎えます。ここまで長生き出来るとは思っていませんでした。数々の重病を乗り越えての到達であり、自分自身に感謝している次第です。

新型コロナウイルスの第8波が現在全国で広がりを見せていますが、ワクチンの接種状況が進んでいることから重傷患者・死者が以前ほど多くなく大きな話題になっていません。しかし、まだまだ油断を許さない状況下にあると思います。

現在の感染状況から見て第7波のピーク時(26万人)を超す可能性があると思っています。大阪府は2022年12月26日から感染拡大を受け、独自基準の「大阪モデル」で非常事態を示す「赤信号」の点灯を決めました。

このまま増加の傾向が続くようであれば2023年1月中には第8波のピークに到達するのではと予測しています。

先日(12月16日)日経夕刊に載っていた記事によると、米科学誌セルは米国内で流行するオミクロン派生型「BQ.1」「XBB」は既存のワクチンや抗体薬では感染予防が難しく「深刻な脅威になる」と指摘する論文を発表しました。

オミクロン派生型にも対応する新型ワクチンを接種した人をサンプルに、感染や重症化に対する効き目を調べた。抗体薬については英アストラゼネカ製「エバシェルド」や米イーライ・リリーの「べブテロビマブ」を対象にしたが、どちらも「完全に効果がなかった」と指摘しました。

研究結果として「オミクロン派生型によって感染の突破や感染を繰り返す人が増える可能性がある」と強調しています。一方でワクチンは「感染予防の効果が低いものの、オミクロン派生型に対しても入院や重症化は予防でき、後遺症のリスクを和らげる可能性がある」とも指摘しています。

中国政府は12月7日に新型コロナウイルスを封じ込めるための厳しい「ゼロコロナ」政策を大幅緩和を発表しました。しかし、緩和した後もコロナの流行は続いており、一部の病院には患者が殺到し、薬局では薬の売り切れが続出している状況です。

一部の専門家は、今後数ヶ月で中国の人口の60%が感染すると予想しています。これは世界の全人口の10%に相当します。さらに200万人以上の死者が出る可能性があると予測しています。

ここで話題を変えますが、日本経済研究センター12月14日 米中のGDP見込みを発表しました。それによると中国のGDPが米国を逆転しないとの試算になっています。2021年の発表では2033年に逆転すると予測していました。

ところが今年の発表では、新型コロナウイルスの封じ込めを狙うゼロコロナ政策の余波や、米国の対中輸出規制強化で中国の成長率が下振れする、長期的には人口減少による労働力不足も足かせとなる、等々の理由からです。

新型コロナ流行初期の2020年の予測では、中国が感染の早期封じ込めでいち早く経済の正常化に着手した結果、2028年にも米中逆転が起こるとの推計でした。

2021年の予測では中国政府によるIT規制の強化が技術革新を阻むと想定し、逆転時期は2033年にずれ込んでいました。

2022年の最新予測は、中国経済の成長率がさらに下振れする内容となっています。30年代の実質成長率は3%を割り込み、35年は2.2%まで鈍る。名目GDPでみた経済規模は米国に少しずつ近づくが、35年時点でも米国の87%にとどまるとの見込みです。今後の推移を見て行く必要があると思います。

ここからは、今年注目する話題(政治・スポーツ、等々)を取り上げます。

第1は、ロシアによるウクライナ侵攻です。2022年2月24日に侵攻開始してから既に10ヶ月過ぎ11ヶ月目に入っていますが侵攻が終わる気配は全く見えません。

この侵攻は、ロシアによるウクライナの領土略奪であり、一方的にロシアに非があります。ウクライナ侵攻の前、2014年にクリミア半島を力で制圧し、2018年5月にロシア本土とクリミア半島を結ぶクリミア大橋の道路部分が開通しました。

ロシアは過去から力による領土略奪を繰り返してきました。日本の北方領土もその一つです。

ウクライナは自国の領土並びにインフラをミサイル攻撃でさんざん痛めつけられていますが、個々の戦いではロシアを圧倒し自国領土を少しづつ取り返して来ています。

現在の情勢ではウクラウナが優勢であり、ロシアも和平交渉に舵を切ろうと言う話もちらほら出てきています。とにかく早く和平交渉を開始して戦争終結が進むことを願う次第です。

ウクライナのゼレンスキー大統領が求める和平交渉の前提は、1.ウクライナ領土の保全の回復、2.国連憲章の尊重、3.戦争による全損害の賠償、4.全ての戦争犯罪人の処罰、5.二度と(侵略)しない保証、等々であり、ロシア側にとっては受け入れがたい内容です。

今後、和平交渉の話がどう展開して行くのか目が離せない状況です。

2は、中国と台湾の関係です。

中国は台湾を自国の一部であり、一国二制度のもと中国へ取り込もうとしています。しかし、台湾は自由、民主主義、法の支配、と言った自由主義諸国と同じ政治体制であり、蔡英文総統は安易な妥協はせず自由主義体制を守ろうとしています。

ところが、習近平主席は話し合いで物事が解決出来ない場合、武力で台湾を屈服させようとしています。昨年の8月米国の下院議長であるナンシ・ペロシ氏が台湾を訪問し、蔡総統と会談をしました。

ペロシ氏は、蔡総統と総統府で会談し、台湾を「自由を愛する全ての人にとってのインスピレーション」と呼び、「世界は民主主義か独裁主義かの選択を迫られている。台湾の民主主義を守るという米国の決意は揺るがない」と述べた。

蔡総統も同様に、双方のパートナーシップをたたえた。そして、台湾は「米国の信頼できるパートナー」であり続けているとした。蔡氏はまた、台湾が「意図的に高められた軍事的脅威に直面している」とし、「台湾は後に引かず、自衛力の強化に全力を尽くす」と付け加えた。

中国の王毅外相は、即座に声明を発表。ペロシ氏の台湾訪問は「公然たる政治的挑発」と呼び、「一つの中国の原則に著しく反し、中国の主権を害するものだ」とした。

そして、「米国は、中国の偉大な再統一の邪魔をやめなければならない。台湾は中国の不可分の一部だ」と主張した。中国は台湾への砂の出荷停止や、台湾からの一部の果物や魚の輸入停止などの規制措置をとった。

中国はまた、ペロシ氏の到着から1時間もたたないうちに、人民解放軍が台湾周辺の空と海で今週末、実弾軍事演習を実施すると発表。この措置で一部の実弾が日本のEEZ内に着弾した。

この実弾軍事演習によって台湾への実力行使が行われた場合、一気に日本も何らかの形で紛争に巻き込まれる危険性がある事を感じさせられた。この件も今後継続して注目して行く必要があります。

第3は、お膝元の岸田内閣です。

昨年、岸田内閣が発足してから順調に足取りを伸ばして来ました。昨年の7月参議院選挙があり、自民・公明の与党は過半数の125議席を上回る146議席を獲得しました。

この結果、次の総選挙がある迄の3年間は、岸田内閣は安泰であると言うマスコミの評価が下りました。

ところが、参議院選挙直前に安倍元首相が銃撃されて亡くなり、銃撃を行った犯人は旧統一強協会に母親が目に余る献金を行ったため家庭が破壊されたと、旧統一教会を目の敵との供述を行った。

自民党と旧統一教会との関係が指摘され、自民党は所属国会議員と教団の関わりを巡る調査結果を公表しました。多くの議員が選挙絡みで何らかの関わりを持っている事が判明しました。

7月14日、岸田首相は即座に銃撃を受けて亡くなった安倍晋三元首相の国葬を発表しました。国葬を行うと言う重大決断を国会の議論なく閣議決定で行ったため後々の世論の反撃を受ける事になった。支持率も下がった。

選挙後の内閣改造も旧統一教会絡みの閣僚がいたことが、10~12月の2ヶ月間に4閣僚が辞任するドミノの引き金となり、支持率を下げる項目になった。

政府は覇権主義的な動きを強める中国と、過去に例のない頻度で弾道ミサイルを発射している北朝鮮、そして国際秩序を揺るがすロシアなど、日本を取り巻く安全保障環境が急速に厳しさを増している事を背景に国の安全保障の見直しを行った。

12月16日、日本政府は「国家安全保障戦略」 「国家防衛戦略」 「防衛整備計画」 の3つの安保文書改訂を閣議決定し、約70年ぶりに安保戦略の根幹を大幅に修正した。

防衛費増額に伴う財源論議について、首相は法人税など増税論を掲げている。増税を行うのであれば、その前に選挙を行い国民に審判を仰ぐ必要があるとの見解も出てきている。

岸田政権にとって2023年は前途多難な年になりそうな予感がします。

第4は、今年3月に行われるWBCについてである。

WBCには、現役の第リーガである大谷翔平、ダルビッシュ有、等々も参加見込みであり、日本の優勝も期待出来る。

1次ラウンド、プールA 参加国: 「台湾」 「オランダ」 「キューバ」 「イタリア」 「パナマ」、

               日程: 3月8日~13日、会場: 台中インターコンチネンタル野球場(台湾)

         プールB 参加国: 「日本」 「韓国」 「オーストラリア」 「中国」 「チェコ共和国」

               日程: 3月9日~13日、会場: 東京ドーム

         プールC 参加国: 「米国」 「メキシコ」 「コロンビア」 「カナダ」 「イギリス」

               日程: 3月11日~15日、会場: チェイス・フィールド(米国)

         プールD 参加国: 「プエルトリコ」 「ベネズエラ」 「ドミニカ」 「イスラエル」 「ニカラグア」

               日程: 3月11日~15日、会場: ローンデポ・パーク(米国)

準々決勝ラウンド

         準々決勝 1 プールA 1位 : プールA 2位    プールB 1位 : プールB 2位

               日程: 3月15日~16日、会場: 東京ドーム(日本)

         準々決勝 2 プールC 1位 : プールC 2位    プールD 1位 : プールD 2位

               日程: 3月17日~18日、会場: ローンデポ・パーク(米国)

決勝ラウンド

         準決勝1  勝者 :   準決勝2  勝者      

               日程: 3月21日    会場: ローンデポ・パーク(米国)

以上が、今年注目する話題(政治・スポーツ、等々)です。その他、日本のプロ野球、ゴルフ、相撲、等々については適時取り上げて行きたいと思っています。本年もこのブログ宜しくお願い申し上げます。

2021年1月 1日 (金)

2021年 年頭所感

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新年明けましておめでとうございます。 2021年(乙丑・・きのと・うし・・)が皆様にとって良い年になることをお祈申し上げます。 今年も、このブログご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願い申しあげます。

2008年にスタートしたこのブログも昨年末で13年が経過し、訪問者の数も7万7,500件を越すに至りました。これもひとえに皆様方のご支持・ご支援のお陰であると感謝致しております。

昨年の一番の話題は、東京オリンピック・パラリンピックでした。しかし、ご存じの如く新型コロナウイルスの感染爆発により、一年延期され2021年7月23日開会式をすることに決定されました。今年こそは無事開催されることを祈る次第です。

昨年はその他の行事も全て中止となり、残念無念と言った心境で一年が過ぎ去りましました。77年生きて来た人生の中でかつて経験したことがない無情な年となりました。

新型コロナウイルスに対するワクチンは数社で開発が進み、昨年の暮れから英国、その他の国々で投与が開始され始めました。感染者が最も多い米国でも投与が始まり、徐々に結果がわかってくるだろうと思われます。

結果が良い方向に進み、日本でも早急に投与される事を期待します。日本では、一応2月末から医療従事者からスタートし、それに引き続き、基礎疾患がある人、高齢者、一般の人、へと順番が回る予定です。

例え上手く行ったとしても新型コロナウイルスが無くなる訳ではなく、新型コロナウイルスが無かった時代へと復帰する迄にはあと数年かかるのではないだろうかと推測しています。従い、今年1年も昨年同様イベントは全て中止になるのではと覚悟しています。

ここからは、今年注目する政治の話題を取り上げますが、新型コロナウイルスのお陰で各国間の首脳外交も少なく話題も例年通りとはかなり異なります。 

第1は、お膝元の菅内閣の動向です。菅内閣が発足してから3ヶ月、当初は実直そうな人柄もあって支持率も高く、好調なスタートを切ったかのように見えました。

しかし、首相の選考過程から私自身疑問を抱いていました。首相候補と目される方々の国民の世論調査では、菅氏は数%の指示率で末席に位置する遠い存在でありました。

所が、二階幹事長の窮余の一策で本命と見られていた候補が追いやられ、魚夫の利を得る形で決着し、いつの間にか首相の座についていたという感じでした。派閥の論理で総理が選ばれたのです。

その兆候として現れたのが12月4日ようやく行われた首相就任後の初の記者会見です。何故遅れたのかと言えば「コミュニケーション能力」に自信がなかったからです。事前にかなり練習されたようですが。

その後も、コロナの専門家の意見が伝わらない、周りの側近の意見が伝わらない、等々で政策実行のチャンスが遅れ、窮地に追い込まれている事です。即ち、「空気が読めない」ことが原因です。

そして極めつきは、政府の新型コロナウイルス対策症分科会が「5人以上の飲食で感染リスクが高まる」と警告を出している中、菅首相自ら高齢者8人よる会食に参加していたことです。今回の会食のみ出なく、その後も先連日連夜会食を続けていたことです。

自分がどうゆう立場であるかの見極めもせず、感染拡大が拡がっている中、一般国民にだけに注意を促すと言うのでは示しが付かない。総理としての器に疑問?あるいは能力に疑問?を抱かざるを得ません。

コロナ対策として政府は11月25日から「勝負の3週間」と位置づける対策を行いましたがが、対策内容があまりにも貧弱で効果を現れるどころか火に油を注ぐ結果に終わりました。それは「敗北の3週間」となってしまいました。

その後、政府はやっと重い腰をあげGo Toトラベルの一時中止へ舵を切りました。札幌市、大阪市、名古屋市、東京都、については12月16日から実施、その他の地域については12月28日~1月11日の2週間です。

果たしてこの対策で効果が現れるのかどうか?決定的な効果が現れない場合、総理に対する風辺りは益々強くなり、既に弱体化している指示率を一層下げる方向に働くのではないかと懸念します。日経の12月25日~27日の世論調査では、指示率が42%、不支持率が48%と既に逆転しています。

更に、今年は延期された東京五輪・パラリンピックの開催、自民党総裁選(9月末任期満了)、衆議院選挙(10月21日)、等々重要な日程が目白押しである。菅総理で無事乗り切れるのかどうか疑問を抱かざるを得ません。

第2は、米国の大統領がトランプ氏からバイデン氏へ代わることです。これによって世界の政治の潮流に大きな変化が起きるだろうと思っています。

変化の1つ目は、「パリ協定」への復帰。これにより世界はようやく温暖化防止で足並みを揃える。特に、ケリー元国務長官を先頭に環境シフトを敷き、脱炭素を目的とするエネルギー転換を促し、ガソリン車から電動車への産業革命である。

変化の2つ目は、「核兵器なき世界」に踏み出す。ロシアとの新戦略兵器削減条約(新スタート)を延長する。イラン核合意に復帰し中東の危機を防ぐ。失効した中距離核戦略(INF)廃棄条約を中国も入れて再構築する。

変化の3つ目は、「ソーシャル・キャピタリズム」(社会的資本主義)の潮流に乗る。欧州大陸の経済思想に学び、コロナ危機下で膨張する巨大IT企業に独禁政策を強化しデジタル税を課す。民主社会の常識である公的医療保険制度の創設。

変化の4つ目は、「米欧同盟をはじめ国際協調」の修復である。世界保健機関(WHO)に復帰し、世界貿易機関(WTO)を立て直す。北大西洋条約機構(NATO)内の軋轢をも回避し、欧州連合との連携を再確認する。

これは変化ではないが、米中の覇権争いはバイデン政権でも変わらないだろう。日本の立場としては、民主主義国連携を一層強化し、インド太平洋構想に積極的に関わることである。

最後は、日本の役割としてはトランプ氏が脱退を表明した、環太平洋経済連携協定(TPP)に復帰を促し、より強固なものにすることである。幸いバイデン氏は、協調性があり、人の話に耳を傾けることが出来る政治家であり、話が通り易いと思っている。

第3は、二つの大きな解決が必要な日韓関係である。

一つ目は、2018年10月韓国の最高裁で「元徴用工」訴訟で、日本企業に賠償を命じる判決が出た。この判決は、1965年の日韓請求権協定に反する異常判決であり、日本側としては到底受け入れることが出来ない。日韓請求権問題は、1965年に「完全かつ最終的な解決」をしており、日本側としては一歩たりとも譲歩出来ないものである。

日本側としては終始一貫「韓国側の責任で解決策を示すように要求している」が、一向に解決に向かうような案は示されておらず平行線のままである。日中韓首脳会議が昨年行われる予定であったが、この問題が解決されるまでは日本は参加を見送っている。

二つ目は、従軍慰安婦問題である。最終解決をうたう日韓合意が発表されてから2020年12月28日で5年になる。この問題も二国間の合意事項でありながら、文在寅政権が合意を無視し履行を怠るどころか無視している。

言語道断と言わざるを得ない事柄である、にもかかわらず2021年1月に日本政府を相手取り倍賞を求めた元慰安婦訴訟の判決がある。日本政府は、「最終的かつ不可逆的な解決」の履行を求める原則を貫く構えである。

第4は、昨年の6月30日、香港国家安全法(国安法)を成立させ、香港を実質中国本土と変わらない共産主義独裁国家とした中国との付き合い方である。

国安法は米欧が培って来た民主主義に対する挑戦状である。基本的には米欧を中心とする西側民主主義国で連携して当たることが必要である。米国次期大統領バイデン氏に大いに期待する。

国安法が成立する前に、日本政府が画策していた習近平国家主席の日本への国賓来訪は、中止すべきである。本件は自民党幹事長である二階俊博氏の肝いりの懸案事項である。自民党の、菅総理、二階幹事長、体制が続く限り実現へ舵を切るのは明白である。注意して見て行かねばならないと思っている。

以上が、私が注目する政治の話題である。その他、スポーツの話題等々については適時取り上げて行きたいと思っています。本年もこのブログ宜しくお願い申し上げます。

2020年1月 1日 (水)

2020年 年頭所感

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新年明けましておめでとうございます。 2020年(庚子・・かのえ・ね・・)が皆様にとって良い年になることをお祈申し上げます。 今年も、このブログご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願い申しあげます。

2008年にスタートしたこのブログも昨年末で12年が経過し、訪問者の数も7万440件を越すに至りました。これもひとえに皆様方のご支持・ご支援のお陰であると感謝致しております。

2020年の一番の話題は、東京オリンピック・パラリンピックである。東京オリンピック開催が決まったのは、2013年9月8日朝5時過ぎであった。ちょうどこの日は、「稲陵会関西支部総会」が行われた日であり、よく記憶に残っている。あれから、既に約7年が経過し、現実となるのである。

ちなみに、前回の東京オリンピックの頃を思い出して見ると、前回は1964年(昭和39年)10月10日~24日であった。私が大学3年生の時であり、何をしていたかと言えば、教員免許を取得するため、教育実習に参加していた時とちょうど重なっていた。

私は、教育学部ではなく文理学部で物理を専攻していたため、本来教育実習等を受けるつもりはなかったが、長男であり実家を継ぐことがあるかもしれないと思い、教育実習に参加し高校の物理の教員免許を取得した。

取得した免許を実際に活用するチャンスは、巡って来なかった。大学4年の夏休み中に、指導教授の指示に従い、就職試験を受けた。私が希望していた電機会社であり順調に行き、夏休みの終わりごろに内定通知をもらった。

ちょうどそのころ、舟木一夫が「高校3年生」でデビューして1年が経ち発売1年でミリオンセラーとなる大ヒットとなっていた。この曲のヒットのおかげで56年が経過する現在、後期高齢者である我々の世代間ではいまだに歌い継がれている。

舟木一夫のこの曲をDAMのカラオケでリクエストすると、35歳前後とみられる舟木一夫がビデオに登場して教師役で活躍している姿を見ることが出来る。

何かしらこの映像を見ていると、私が電機会社に就職していなかったら、私もこうなっていたのかな!と想像するのである。絵空事であるが、楽しい想像である。

少し前置きが長くなりましたが、昨年は私にとって非常に厳しい年となりました。5月に3回目の脳梗塞に罹り、3週間入院しました。本格的な脳梗塞症状であり、入院後3日間は集中治療室で点滴治療を受けました。その後は、一般治療室へ移り治療を継続し、3週間程で無事退院となりました。

担当の医師は、私が最初に脳梗塞に罹った時から3回目まで経過をご存じであり、退院時いつ再発するかもしれないので今後は自動車の運転を止めるように勧告された。今はそれを実行している。

運転を止めてからの移動手段は、近距離では徒歩と電動自転車、長距離は公共交通機関(バス・電車)を利用している。今のところ特に不便さは感じていないが、荷物を持っての長距離旅行には不便さを感じている。

昨年10月5日(土)に浅山家の合同法要(父の25回忌、母の13回忌)があり、奥出雲町横田へ帰省して来ました。いつもであれば車で帰っていたのであるが、荷物をもっての長距離旅行となると大変であり、宅急便で荷物を先に送っておいて、自らは出来るだけ荷物を少なくして移動しました。

ここで話変わりますが、今年私が最も注目する政治の話題を取り上げてみます。

まず第1に、大阪で今年最も注目されるのは、秋に行われる大阪都構想賛否を問う住民投票であると思っている。前回は、2015年5月17日に同じ投票が行われ、0.7ポイントの僅差で否決された。

前回の住民投票否決後に行われた2015年11月22日大阪W選挙(府知事・市長)では、大阪維新の会が圧勝する結果となり、住民投票の結果とは全く逆となり、否決による将来の「発展ビジョン」が幻となったことを一時は悔やみました。

しかし、W選挙で大阪維新圧勝の結果、再び大阪都構想の議論が再開した。再開された制度設計を議論する法定協議会は、順調に進んでいるように見えましたが、最終段階で議論の進め方などを巡り、公明と維新が対立し昨年3月法定協議会の議論が行き詰まりました。

ここで、維新側は府知事・市長のW選挙を任期が半年残っているのにもかかわらず、府知事と市長の立場を入れ替えて昨年の4月に行うという奇策に打って出ました。

大阪維新の会の奇策は成功し、W選挙の結果は2015年のW選挙の結果以上の大差となり、維新と公明の対立で膠着していた状況は一変し半年で決着することになった。

両党で過半数を占める大阪府・大阪市両議会でも可決される見通しとなり、11月に2度目の住民投票が行われる。今度こそ大阪都構想を実現させ、大阪の「発展ビジョン」を実行してほしいと願っている。

第2は、日韓関係である。一昨年10月韓国の最高裁で「元徴用工」訴訟で、日本企業に賠償を命じる判決が出た。問題が発生したのはここからである。

この判決は、1965年の日韓請求権協定に反する異常判決であり、日本側としては到底受け入れることが出来ない。日韓請求権問題は、1965年に「完全かつ最終的な解決」をしており、日本側としては一歩たりとも譲歩出来ないのである。

安倍首相と韓国の文大統領が約1年3か月ぶりに中国四川省の成都で会談をした。安倍首相は、「韓国側の責任で可決策を示してほしい」と要求したが、文氏は「問題の解決の重要性について認識しており、早期に問題解決を図りたい」と語ったものの、具体的な解決策は示されなかった。

4月には韓国の国内選挙も控えており、選挙に不利となるような譲歩も出来ず、結局この問題はこのまま解決されることはなく、当面継続するだろうと見ている。

第3は、11月3日に行われる米国の大統領選挙である。米国第一主義とディール外交で世界中を振り回してきたトランプ大統領が再選されるか、民主党が政権を奪還するのかが焦点である。今のところ勝敗は五分と五分でどちらが勝つか予測がつかない。

仮に、民主党が政権を奪還した場合、政策は大転換するだろうと予測される。パリ協定再参加、銃規制強化、環太平洋経済連携協定(TPP)復帰、移民受け入れ拡大、等々があげられる。果たしてどうなるのだろうか?

第4は、英国のブレグジット問題である。昨年12月12日に総選挙が行われ、与党・保守党が過半数の議席を奪還し圧勝した。これでジョンソン首相がEUと合意した離脱合意が議会で承認され、1月末に離脱が実現する見込みである。

次は、英国・EUの新たなFTA交渉に移る。EUと現状の関係が続く移行期間は今年の年末までであるが、移行期間内に妥結できなければ「合意なき離脱」と同じ状態になる。果たして、どうなるのであろうか?

第5は、北朝鮮の非核化問題である。昨年11月頃から年末にかけて、非核化交渉で米国に譲歩を求めるため北朝鮮が強硬姿勢を強めている。12月3日には、「クリスマスプレゼントに何を選ぶかは米国の決心次第だ」と主張して、弾道ミサイルの発射を繰り返していた。

北朝鮮は昨年12月北西部の東倉里で「重大な実験」を2回実施したと表明しており、ICBMの燃焼実験とみられている。米国との非核化交渉で一方的に区切った昨年末の期限に向けて挑発的な姿勢を繰り返し譲歩を迫っていた。

米国は、北朝鮮が「なんらかの長距離弾道ミサイル」を発射する可能性があると見て、警戒を強めている。一方米国は対話を呼びかけると同時に挑発の抑止へ強硬な姿勢もみせており、米朝関係の緊張が一段と増す可能性がある。

新年の1月8日は、金正恩氏の誕生日であり、何かを起こす可能性もあるのではないだろうか?要注意である。

第6は、台湾の総統選挙である。台湾の総統選挙は、今月の11日に行われる。与党・民進党の蔡英文候補、最大野党・国民党の韓国瑜高雄市長、小政党の親民党の宋楚瑜主席の3候補で行われる。

昨年12月19日の世論調査の支持率では、香港の政情混乱で高まった対中国警戒感の追い風を受ける蔡氏が46.5%と次点の韓氏を25.5ポイントリードしている。

蔡氏は、「民主的で自由な生活を続けられるかを決める選挙だ」、「台湾を次の香港にしてはならない」と言ったスローガンで親中派が足かせとなっている韓氏を追い込んでいる。すんなりそのまま再選されるのだろうか?再選されることを望む。

以上が、私が注目する政治の話題である。その他、スポーツの話題等々については適時取り上げて行きたいと思っています。本年もこのブログ宜しくお願い申し上げます。

 

2019年1月 1日 (火)

2019年 年頭所感

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新年明けましておめでとうございます。 2019年(己亥・・つちのとい・・)が皆様にとって良い年になることをお祈申し上げます。 今年も、このブログご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願い申しあげます。

2008年にスタートしたこのブログも昨年末で11年が経過し、訪問者の数も62,400件を越すに至りました。これもひとえに皆様方のご支持・ご支援のお陰であると感謝致しております。

個人的な事ですが、2019年は数え年の77歳、即ち 「喜寿」 となりました。2019611日~12「喜寿記念同窓会」が玉造温泉・国際観光ホテルで開催されます。体調を整え、元気で出席したいと思っています。

20145月、心筋梗塞に罹り入院した時には、喜寿まではたどり着けないだろうと思っていました。心筋梗塞で入院中に詠んだ短歌10首ありましたが、そのうちの一つに次の句がありました。

「人生の 次の一里塚 喜寿と 東京オリンピック 道のり遠し」、所が遠かった道のりを何とか乗り越えて数え年であるが、喜寿までたどり着くことが出来ました。来年は、満77歳となると同時に東京オリンピックを迎えます。

とうてい、到達不可能であろうと思っていたことが、目の前に近づいて来ました。これも並々ならぬ健康に対する努力の結果 (生活習慣の変更) だろう と自分自身に驚き・感謝しています。

昨年は、個人的には私が参加している複数の会が 節目の年を迎える当たり年 でした。最初に、洋友会 (三洋電機OBの会)20187月に30周年 を迎えました。これについては、このブログで振り返っていますので参照頂ければと思います。以下の文字をクリックすると繋がります。

洋友会30周年についての雑感・・・過去を振り帰って見た

二つ目は、関西稲陵会 (高校の関西地区OB会)20189月に60周年 を迎えました。これについてもこのブログで振り返っていますので参照頂ければと思います。以下の文字をクリックすると繋がります。

関西稲陵会・創立60周年記念総会・に参加した雑感

三つ目は、関西奥出雲会 (ふるさと奥出雲町と関西の都市との交流会) 201811月に10周年 を迎えました。これについてはブログで振り返っていませんが、ホームページに過去の記録を載せていますので参照頂ければと思います。以下の文字をクリックすると繋がります。

                 関西奥出雲会ホームページ

私が参加しているこれらの諸活動については、今年もしっかり責任と役割分担を果たし、活動が盛り上がるように頑張って行きたいと思っています。関係される方々のご支援、ご協力お願い申し上げます。

一方、政治的な動きについて昨年を振り返って見ると、国際協調やグローバリズムに代わって、アメリカ・ファースト、英国の欧州連合離脱(BREZIT)、中国の一帯一路(途上国を借金漬けして全てを奪う帝国主義的行動)、等々に象徴される「一国至上主義」が大いに勢力を伸ばした年でした。

この結果、世界貿易数量の停滞と世界景気の同時後退が出始めています。更に、BREZITによるEU域内外の混乱や経済停滞も予想されます。途上国を借金漬けにし、身ぐるみを剥ぐやり方は、当該国や地域の経済成長を阻害し始めています。

今年は、628日~29日にかけて大阪でG20が開催されます。初めて日本が議長国を務める史上最大規模のサミットになります。議長国を務める日本としては、日本主導で国際政策協調を再構築し、一国至上主義を打破するようにリードして行って欲しいものであると思っています。

ここで話変わりますが、現在の天皇が2019430日で退位され平成時代が終わります。平成天皇であった明仁天皇陛下におかれましては、その大役を無事・無難に果たされ引退なされること、誠にご慶賀に堪えません。これからも元気で自分の人生を楽しんで行ってもらいたいと思っています。

新しく天皇に即位される皇太子・徳仁親王は59歳での即位となります。格別若いと言う年齢での即位ではなく、皇太子時代いろいろ経験を積まれ、油の乗りきった年齢での即位であり、今上天皇と同様に長い年月を無事・無難に歩まれる事を望むものであります。

最後に、今年もスポーツの話題について適時コメントをして行きたいと思っています。113日から始まる大相撲1月場所、横綱稀勢の里に取っては進退をかける場所となります。今度こそ途中休場となると、即引退につながります。そうならないように頑張って努めて頂き、今年中に横綱としてもう一花咲かせてもらいたいと思っています。

今年もこのブログ適時更新して行きますので、ご指導・ご意見等々、遠慮なく記述頂ければと思っています。

2018年1月 1日 (月)

2018年 年頭所感

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新年明けましておめでとうございます。 2018年(戊戌・・つちのえいぬ・・)が皆様にとって良い年になることをお祈申し上げます。 今年も、このブログご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願い申しあげます。

昨年は、個人的にビッグな行事予定はない年でした。しかし、年を取るに従って健康面に於ける厳しさを痛切に感じさせられる年となりました。昨年4月に体調に異変を感じ、スムースに歩く事が出来なくなり非常にショック受けました。

整形外科での診断の結果、軽い脊柱管狭窄症ということであり、今後どのように対処して行けば良いのか?当時はかなり悩みました。しかし、いくら悩んでも結局は足腰の筋力アップを図って行く他に道はないのだと気づきました。

足腰の筋力アップを図って行くには、適切なストレッチと歩行訓練が必要であり、整形外科医の指導のもと、これに取り組み始めました。

まず、最初に必要な事は、生活習慣を根本的に変えなければならない事でした。今までのような生活を続けていたのでは、医師が進めるストレッチと歩行訓練は出来ないと知り、生活習慣の変更に大きく舵を切りました。

即ち、パソコン&スマホを生活の中心とする事から脱出して、パソコンは開くとしても一回30分程度、一日数回としたのです。その結果、ホームページの更新、ブログの作成、ムービーの製作、等々は以前のような頻度で行うことが出来なくなりましたが、それはそれで “良い” としています。

リハビリを始めてから、ほゞ 7ヶ月が経過しましたが、相応の成果を感じています。最初の3ヶ月は劇的な改善効果が見られ正常な状態から7割近く回復したと感じましたが、それ以降は遅々とした改善効果だけです。しかし、7ヶ月間のトータルで見ると8割近くの改善効果と評価しています。

完全に元の状態まで戻るには、更に1年以上かかるのではと思っています。歳が歳であるため、自然に来る衰えを加味するとあまり大きな期待をしない方が良いのかな!と言う気もしています。

肉体面の衰えもさることながら、脳の衰えも進んで来ていると感じた年でした。特に、強く感じた事は人の名前がスムースに出て来なくなった事です。聴力も落ちて来ているので、合わせると認知症の始まりではないかと危惧しています。現在、この両方の衰えを防ぐ取り組みも始めています。

ここで話変わりますが、現在の天皇陛下が2019430日で退位され、新天皇が201951日に即位される事が決定致しました。天皇の生前退位は、約200年前 江戸時代の第119代 光格天皇 以来のことであるようです。

光格天皇の在位期間は、1779年~1817年の約38年間ですが、この間に元号は 安永、天明、寛政、享和、文化、と5回変わっています。

201951日に新天皇が即位されますが、これに従い元号も新しく設定されます。元号が新しく設定されることに異論は有りませんが、この際 「公式に使用する年号は西暦を主とし、日本の元号を副として使用する」 ようにしたらどうだろうか?と言うのが私の私見です。

と言うのは、明治以前の元号で年を言われても、いつのことやらピンと来ないからです。最近は、明治何年、大正何年、と言われてもピンと来なくなって来ました。

そして、私は一時的に (1997年~2006年の10年間) 海外に住んでいたので、それ以来 西暦で年を認識する方 が馴染んで来ました。昭和何年、平成何年、と言う場合でも全て 西暦に置き換えて認識する ようにしています。

おそらく、これから百年~二百年も経過すると日本の元号がどんどん増えて来て、新しい世代の人々に取っては昭和何年、平成何年、と言ってもいつのことやらと言うことになるのではと思われるからです。この件、皆様はどう感じておられるのでしょうか?ご意見を聞かせてもらえればと思います。

平成の世が後14ヶ月で終わることが決定しました。少し早いようですが、ここで平成時代とはどんな時代であったのか?一つの指標・出来事を取り上げて振り返って見たいと思います。その指標・出来事として真っ先に上げられるのは、地震です。平成時代は、短期間にビッグな地震が多発 し身近で経験した時代であったと感じています。例を上げると、

   1995年 117日  「阪神・淡路大震災」 マグニチュード7.3   日本・交野市 在住の時 発生

   20041023日  「新潟県中越地震」 マグニチュード6.8    シンガポール 在住の時 発生

   20041226日  「スマトラ沖大地震」 マグニチュード9.1    シンガポール 在住の時 発生

   2011 311日  「東日本大震災」   マグニチュード9.0    日本・交野市 在住の時 発生

   2016 416日  「熊本地震」      マグニチュード7.3    日本・交野市 在住の時 発生

それぞれの地震について記憶が鮮明に残っています。記憶に残っている “事柄・エピソード” を記述して見たいと思いますが、これを書き始めるとブログが長くなるので後日、日を改めて書いて見たいと思います。

そして、例年記述している、私が今年期待するスポーツの話題についても後日、日を改めて記述したいと思っています。 本年も、何卒よろしくお願い申しあげます。

2017年1月 1日 (日)

2017年 年頭所感

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新年明けましておめでとうございます。 2017年(丁酉・・ひのととり・・)が皆様にとって良い年になることをお祈申し上げます。 今年も、このブログご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願い申しあげます。

昨年は、個人的に大切と思っていた二つの行事を無事乗り切ることが出来ました。一つ目は、47年振りに出席した名古屋での 「シルバーOB会」、二つ目は、5年振りに出席した広島での 「高校卒業55周年記念同窓会」 です。私にとって 人生終盤期の記念 となる会合となり、改めて感謝している次第です。

同窓会については行事に参加すると言うことは終わりましたが、その時 写した460枚近くある写真を精査し、選び出し、編集して、DVDムービーに仕上げる仕事が残っています。23ヶ月かけて完成させる予定です。現在、まだ進行中です。

今年は、個人的には昨年ほどのビッグな行事予定はなく、静かな年になるのかな!と思っています。一方、国際的な政治、経済、社会、の動きを見ると例年と比較し、激動の年になるのではないか?と思っています。

激動のキーとなる1番目は、米国のトランプ政権の誕生です。誰もが予想していなかったトランプ政権が発足すれば、急激な円高が進み、株安となり日本経済に大打撃を与えるだろうというのが大方の予想でした。

所が、政権発足前からトランプ氏の米国ファースト政策、国内企業優遇、景気刺激策、減税、等々を見込んで米国経済は、いち早く順調に歯車が回り出し、物価は2%弱の上昇、失業率は低下、FRBによる金利UP、まさに絶好調に進んでいる。

この結果、NYダウ平均株価は史上最高値を更新、世界中からカネが米国に集まり、ドル高となっている。誰がトランプ氏当選後に、この変化が起きることを予測したのだろうか?名だたるエコノミスト誰も予想していなかったのである。

日本に取っても、良い方向の副作用で、日本政府、日銀、が何も手を打っていないのに、急に円安が進み出し、日経平均株価も上昇している。一時的な円安であり、急速に円高になるだろうと思われていたが、なんと 1ドル=¥117 前後で踏みとどまっているのではないか?驚異の一言である。

しかし、今年120日にトランプ政権が実際に発足したらどうなるのだろうか?楽観視は出来ないと思っている。アジアとの関係 (日本、中国、台湾、フィリピン、北朝鮮、韓国、等々)、米ロ関係、米欧関係、米中東関係、いずれも波乱の目になりそうな予感がするのである。

2番目のキーとなるのが、英国のEU離脱である。この結果、英国はどのような影響 (経済、安保、移民の流入、等々) を受けるのだろうか?そして、EUへの影響はどうなるのだろうか?まさか、EU崩壊の前兆になるのでは?イタリア、フランス、等の動向に注目が集まるのである。

3番目のキーとなるのが、中国の動向である。国内政治に於ける権力闘争、経済の低迷 (ソフト・ランディング出来るのか)、急激に進む元安、南シナ海問題、東シナ海問題、一帯一路の進捗、米国トランプ政権との関係、台湾との関係、等々問題視される事項が目白押しであり、目が離せないのである。

4番目のキーとなるのが、シリア、IS、情勢である。昨年 年末にアサド政権側がロシアの空爆援助を受けて、反アサド側の拠点アレッポを制圧した。この結果、新たに5万人の難民が発生している。シリアの内戦は6年目を迎え、難民は400万人を突破している。シリアのアサド大統領は、人道主義のカケラもなく、自身の地位を死守することのみで、最悪の独裁者である。何故、ここまで冷徹になれるのか?理解できない。

一方、イラク軍はISの重要拠点モスルを奪還しようと、これまた熾烈な戦いが続いている。IS、イラク軍、クルド軍、等が入り交じった複雑な戦いとなっている。

5番目のキーとなるのが、南北朝鮮問題である。特に、北朝鮮の核開発・ミサイル開発がどうなるのか?米国トランプ政権発足により、もっと進むのか?あるいは、何かの合意・話し合い により良い方向へ進むのか?予断を許さない状況が続くと思われる。

一方、日本では第二次安倍政権が発足してから5年目に入る。ここまでの政権運営は、まずまずと言った所で、かろうじて及第点を与えても良いのでは?と思っている。

特に、発足直後に取られたアベノミクス3本の矢のうち、大胆な金融緩和が功を奏して、円安、株高、が進み、一時的な景気回復に繋がったことである。更に、自らリードして行った地球儀を俯瞰する外交に精力的に取り組み、外交、民間経済の後押しを進め、日本の地位向上に勤めたことである。

しかし、後半アベノミクスも頭打ちになり、一昨年アベノミクス新3本の矢が打ち出されたが、あまり良く機能しているとは思えない。今年、アベノミクスは、失速、上昇、どう展開するのだろうか?更に、トランプ政権との関係 (経済、安全保障) がどうなるのか?注目して行きたい。

ここで話変わりますが、今年も私が期待し、注目するスポーツの話題を取り上げてみたいと思います。

1. ゴルフ界・期待の星 松山英樹グランド・スラムどれか一つの勝利

昨年終盤、松山英樹の活躍は目覚ましかった。日本オープンで優勝、CIMBクラシックの単独2位、WGC-HSBCチャンピオンズで優勝、三井住友VISA太平洋マスターズで優勝、タイガー・ウッズの招待試合であるヒーローワールドチャレンジで優勝と54勝という破竹の快進撃を見せたのである。

そして、世界ランクのポイントもこの5試合で荒稼ぎし、世界ランク6位に浮上するだけでなく、その地位を確固たるものとした。現在、世界ランク5位のジョーダン・スピースに迫り、追い抜く射程圏に捉えているのである。

46日、今年最初のグランド・スラムとして、アメリカ・ジョージア州オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブで、始まる 「マスターズ・トナメント」 がビッグタイトルのスタートである。この日に合わせて調子を整え、日本人初のグランド・スラムタイトルを獲得して欲しいと願うのである。

2. テニスの錦織圭の活躍・フィジカル面の弱さの克服が課題か?

ここ数年毎年取り上げているのであるが、期待する結果となっていない。原因はフィジカル面の弱さである。今年こそは、この弱点を克服して、未だ勝利のないマスターズ、グランド・スラム、で勝利し世界ランクを3位以上に上げて欲しい。今月末から始まる全豪オープンがその試金石となる。

3. サッカー・2018W杯最終予選、勝ち上がりW杯出場決定

ワールドカップ最終予選は現在進行中で半分が終わった状況である。日本は、5311引分 勝点10 、アジアグループB2位につけている。2位といえども サウジアラビア勝点10、オーストラリア勝点9、と三つども状態である。323日から始まる後半戦で確実に勝利を積み重ね、勝ち抜いてW杯出場を決めて欲しい。

4. WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)での大谷翔平投手の活躍

昨年の大谷翔平投手の投打に渡る活躍は目覚ましかった。特に、投手として球速165km/h を出しNPBでの最速記録を更新したのには驚かされた。

今年は、NPBのペナントレースが始まる前に、第4回目のWBCが開催される。大谷翔平投手には、日本の主戦投手として頑張り3回目の優勝へと導いて欲しいと願っている。

等々が期待するスポーツイベントです。これらイベントに関する画期的な状況変化が生じたら、ブログで取り上げ感想を書きたいと思っています。

2016年1月 1日 (金)

2016年 年頭所感

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新年明けましておめでとうございます。 2016年(丙申・・ひのえさる・・)が皆様にとって良い年になることをお祈申し上げます。 今年も、このブログご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願い申しあげます。

昨年は、還暦の次に来る回り年である “未年” を無事乗り切ることが出来ました。今年からまた新しい回り年が始まります。 “新しい回り年、何処まで行けるやら!”  最後まで (次の未年迄) 行けることはないだろうと思っています。しかし、健康に留意し、健康寿命を維持したまま、何とか喜寿 or 日本男子の平均寿命迄はたどり着けたらと願っています。

先の話をする前に、今年個人的に大切にしたいと思う二つの目標が出来ました。一つ目は、5月に名古屋で開催予定の 「シルバーOB会」 になんと47年振りに出席することです。二つ目は、11月に広島で開催予定の 「高校卒業55周年記念同窓会」 に5年振りに出席することです。

こうして新しい目標を設定することで、それに何とか参加したいという希望 or 欲望が湧いて来るため、生活に張りが出る、健康を維持したい、と言った付随的なメリットが生じて来るのではないだろうか?と思っているからです。

今年は、フルタイムの仕事をリタイアしてから10年目に入ります。そして、HP、ブログ、を開設してから9年目が始まります。この後いつまで、HP、ブログ、を続ける事が出来るのだろうか?これ等を継続する条件として必要なのが、色々な行事に参加し活動出来るかどうか?がキーであると思っています。

色々な行事に参加 あるいは 参画して、話題となるネタを仕入れ、それらを上手く加工して取り上げることが必要であると思うからです。こうした動的なネタがなくなり、静的なネタ (新聞・テレビ、等メディアからのネタ) のみでは、おもしろさが格段に落ちて来るのではないかと危惧しているからです。

特に、昨年当たりからムービーの制作本数が激減して来ました。ムービーを制作する為には、ビデオ撮影、写真撮影、等々を行い、その後加工・編集という手間のかかる作業を行う必要があるからです。長時間のパソコンワークにだんだん体が耐えられなくなって来ているのだな!と感じています。

ここで話変わりますが、今年も私が期待し、注目するスポーツの話題を取り上げてみたいと思います。

1.42歳になるイチロー“世紀の記録・・安打数世界一”達成を願う

昨年を振り返ってみると、新しい球団 (マーリンズ) に移り、第4の外野手としてスタートした。ところが、正外野手に次から次へと故障が発生し、結果的にイチローに多くの出番が廻って来た。しかし、年齢から来る打力の衰えは否めず、安打数は91本、打率は229厘と全盛期のイチローからすると考えられないほど低い数字に終わった。

そうは言うもののキャリア・トータルの安打数 (日米通算安打数) は4,213本、米国での安打数は2,935本、となり、ピートローズが持つ安打数世界記録4,256本まで後43本、米国での安打数3,000本まで後65本、に迫って来たのである。

今年は、早々とマーリンズとの1年契約が決まった。マーリンズのマッティングリー新監督は、イチローを 「チームの鍵になる選手・・即ち、チームが成長する上で重要な存在」 と高く評価している。更に、バッティング・コーチとして、歴代最多の通算762本塁打を誇るバリー・ボンズ氏(51)が打撃コーチに就任することが決まった。

こうした新しい動きがイチローにとってプラスとなるのかどうか?なんとも言えない。しかし、泣いても笑っても今年が現役最後の年となるのではないだろうか?従い、何とか早い段階で65本以上の安打を記録し、有終の美を飾って欲しいと願うのである。後は、クーパーズタウン (ニューヨーク州) にある野球殿堂入りを待つのみである。

2.大リーグ挑戦を宣言した前田健太投手の活躍

広島カープからポスティングシステムで米大リーグ移籍を目指す前田健太投手、移籍先はまだ決まっていないが、大リーグでどれだけ活躍するのか楽しみである。比較する前例として、岩隈久志投手、黒田博樹投手、が上げられる。二人ともコントロールが良く成功して来ているので、前田健太投手も充分通用するだろうと期待している。

現時点で、MLB公式サイトが本命に上げる球団はドジャースである。ドジャースの先発ローテーション投手は4名いずれも左腕のため、右腕の補強を狙っている。そして、資金力も充分あり、譲渡金 (約242000万円) を払うことに支障はなく、本命とみられている。 11日昼のニュースでドジャース入団が決定、最大で8年契約と報じられている。

3.テニスの錦織圭の活躍

昨年も大いに活躍を期待し取り上げたが、何か消化不良に終わったような気がした。何が問題であったのか?トーナメントに勝ち上がり、準々決勝、準決勝くらいまで来るとフィジカル面の弱さが出て、試合を途中で棄権する あるいは 試合の当初から棄権する というケースが目立ったからである。

今年はプロ転向10年目となる節目の年であり、年齢も26歳と最も油が乗る時期に当たる。是非、 グランド・スラム のどれか一つでも取ることを期待したい。さしずめ、今月末から始まる全豪オープンに期待してみたい。

4.大谷翔平投手の活躍

昨年のこのブログでは、 “大谷翔平は二刀流を止め投手として大成すべきである として取り上げた。昨年の 「プレミア12」 では投手一本に専念し、初の国際試合でありながら、その非凡なる才能を遺憾なく発揮、優勝した韓国チームにまったくつけいる隙を与えなかった。

160キロ越すスピードボールと変化球で完璧に押さえ込んだ。その姿を見ている限り、大リーグで通用することは間違いないと改めて認識した。今年の活躍は勿論、早く大リーグへの道を開いてやり、ダルビッシュ・ユウ、田中将大、に次ぐ力で勝負出来る投手としての活躍を夢見るのである。

5.大相撲界で世代交代が期待される照ノ富士

大相撲界では長い間、白鵬の一強時代が続いて来た。20077月場所で横綱に昇進、それ以来足かけ9年に渡り横綱を張り続け、現在に至っている。この間に優勝は実に35回、連勝記録63連勝、と前人未踏の記録を打ち立ててきている。その白鵬も既に30歳、もうそろそろ世代交代をする力士が出て来ても良い頃である。

世代交代が期待される筆頭が照ノ富士、二番手が逸の城であると思っている。残念ながら、日本人力士ではなく二人ともモンゴル出身力士である。

日本人力士では、早くから期待されていたのは稀勢の里であるが、稀勢の里も既に29歳、いつの間にか峠を越してしまった。日本人で若くて、実力がある力士が出て来て欲しいと願っている。しかし、残念ながら未だ有望力士は出現せずの状況である。

6.ラグビーパナソニック・ワイルドナイツ(元三洋電機のラグビーチーム)の活躍

昨年は日本のラグビー界に取って歴史的な年であった。言うまでもなく、英国に於けるW杯で日本はかつてない活躍をし、新しい歴史をW杯に記した。ベスト8進出はならなかったものの、1次リーグで3勝を上げ “最強の敗者と称されたのである。

それに引き続き、今シーズンの日本トップリーグの状況を見てみると、A組では、1位パナソニック、2位東芝、3位近鉄、4NTTコム、B組では、1位ヤマハ発動機、2位神戸製鋼、3位トヨタ自動車、4位キャノン、と上位8チームが決定し、19日から決勝トーナメントが始まる。

トップリーグ3連覇を目指すパナソニックは、1回戦でキャノンと対戦、勝利すると、準決勝は近鉄対神戸製鋼の勝者との対戦となる。決勝まで進み3連覇を達成し、その後行われる日本選手権をも制して欲しいと願っている。

7.サッカー・2018W杯予選を順調に勝ち進むことを期待

今年は、W杯アジア2次予選、最終予選の年である。2次予選は進行中で、日本はE組で651分けであり、残り2試合が3月迄に終了する。2次予選を勝ち抜き、9月から来年かけて行われ最終予選に駒を進め、順調に勝ち進みW杯に出場を果たして欲しい。W杯出場が決定すると、1998年以降6大会連続で6度目の出場となる。

8.第31回リオデジャネイロ・夏季五輪への期待

オリンピック・イヤーの年明けだと言うのに、何かしらもう一つ盛り上がりに欠けるような気がする。それぞれの種目でこれから予選が始まり、出場選手が決まって行く過程を経ると、徐々に盛り上がって行くのだろうか?今回の五輪から、新しい種目であるゴルフと7人制ラグビーが追加となった。

7人制ラグビーは、男女とも日本は既に出場権を獲得している、特に男子の部ではW杯での活躍もあり注目している。ゴルフについては、出場者がまだ決まっていない、7月11日の時点の世界ランクをもとに、男女各60名が決まる。日本は今のところ男女とも2名の見込みである。松山英樹が出場権を獲得するのは、間違いないと思う、活躍を期待したい。

等々が期待するスポーツイベントです。これらイベントに関する画期的な状況変化が生じたら、ブログで取り上げ感想を書きたいと思っています。

 

2015年1月 1日 (木)

2015年 年頭所感

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新年明けましておめでとうございます。 2015年(乙未・・きのとひつじ・・)が皆様にとって良い年になることをお祈申し上げます。 今年も、このブログご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願い申しあげます。

今年は、還暦の次に来る回り年に当たる年男で数え年73歳になります。おそらく私の人生で回り年が巡って来るのは今回が最後であるだろうと思っています。次に巡って来るのは、数え年85歳になる年であり、日本人男子の平均寿命(80歳)、そして私の現在の健康状態から推測して、とてもここまで生きながらえるのは無理だろうと思っているからです。

昨年は、青天の霹靂 「心筋梗塞」 で3週間、「一過性脳虚血発作」で2週間、と2度も入院してしまいました。自分では健康に気をつけ、食事、運動に気配りしていたつもりでしたが、あにはからんや現実はもっと厳しく、動脈硬化、血管の老化が進んでいることに気づかされました。今更、もとに戻すことは出来ませんが、もうこれ以上進まないように医師のすすめにより薬物療法、運動療法、等々を行っていますが、血圧をコントロールするのは難しく、思うように行っていません。

いま現在、自分では最善の方法であると思う策を講じて生活しているつもりですが、それでもなおかつ悪くなったり、芳しい結果が得られないようであれば、それは自分が持っている 生命力 (言い換えると・・運命) であると思い諦めざるを得ないと思っています。

ただ認知症になるとか、脳梗塞により体のどこかが麻痺して動かなくなるとか、人の援助がなければ生活出来ない状態になる前に、自分の人生でやるべき事を全てやり終えておくこと、即ち 終活 を終えて置くことが求められると思っているので、今年は是非拍車をかけてやって行こうと思っています。

それらを上げてみると、エンディングノートの仕上げ、アルバムの整理(古い物からパソコンに取り込み現物は廃棄)、書籍の整理(古い専門書、使っていない物、等の廃棄)、VHSビデオの整理(残したい物をDVDに変換、他は廃棄)、等々であると思っています。

前述した項目は、全て一から始めるのではなく、既に項目によっては1/31/2位進んでいるので、絶え間なく暇を見つけて着実に進めて行こうと思っています。

ここで話変わりますが、今年も私が期待し、注目するスポーツの話題を取り上げてみたいと思います。

1. テニスの錦織圭の活躍

昨年も取り上げましたが、昨年はまさに期待通りと言うかそれ以上の活躍で、最終的に世界ランキングは5位で終了しました。今年もまもなくグランドスラムの最初の一戦全豪オープン(1/192/1)が始まります。今年は、どうやらNHKの地上波でも放送するようです。オーストラリアなので時間帯は日本と同じであり、起きている時間に観戦出来るので非常に楽しみです。ベスト4以上の活躍を期待したい。

2. 広島カープへ復帰する黒田博樹投手の活躍

今年40歳になるとは言え、大リーグで5年連続10勝以上を上げている、バリバリの現役メジャーリーガーとして日本の野球界に復帰するとはまさに異例である。しかも、メジャ-からの巨額のオファー21億円を蹴って4億円でカープと契約を結んだのである。メジャー移籍後に、黒田弘樹はこう発言していたのである、

「今の僕があるのはカープのおかげ。いずれは帰り、恩返ししたい気持ちはある。日本へ帰るならカープしかない。帰るなら、バリバリやっている時に帰りたい。」

まさにこの発言通り、黒田博樹は男気あふれる決断をしたのである。野球人生の集大成として、リスク承知の上で愛着のある球団で優勝に懸ける道を選んだのである。 黒田博樹、ガンバレ! エールを送りたい。

3.41歳のイチロー 安打数世界記録達成を願う

イチローも年齢からくる衰えもあるのか、先発出場の機会が減り、昨年は安打数102本のみであった。しかし、打率は284厘と比較的良い値を残したのである。走攻守のうち、走守についてはそんなに衰えている感じは受けないが攻の部分で衰えて来ているのは否めない。今年はどのチームでプレーするのか決まっていないが、出来るなら出場機会が多いチームへ移籍し、ピートローズが持つ安打数世界記録4,256本を破ってほしいと願っている。到達まであと134本である。

4.大谷翔平は二刀流を止め投手として大成すべきである

非凡な才能を持つ大谷翔平、球団の都合 (栗山監督の都合) で現在二刀流を続けているが、私は投手に専念して大成して欲しいと願っている。というのは、160キロ以上のスピードボールが投げられるのは天性の才能である。いくら練習しても160キロというスピードボールは投げられるものではない。若いうちから大リーグへ行き世界レベルで活躍・大成して欲しいと願っている。

5.大相撲で注目される逸の城

昨年、突如として現れた怪物力士逸の城、入幕一場所で関脇に昇進、そして勝ち越したのである。入幕二場所目で全ての上位陣と当たり勝ち越せるとは未曾有の力士といっても過言ではない。今年はどれだけ活躍するのか空恐らしさを感じる。大関昇進は言うまでも無なく、横綱昇進も間近ではないかと思っている。

6.ラグビーパナソニック・ワイルドナイツ(元三洋電機のラグビーチーム)の活躍

昨年も取り上げたが、昨年は初めてトップリーグと日本選手権の2冠を制し真の実力日本一になると共に黄金期を迎えた。今年のトップリーグAグループの状況は、現在5試合を終了し勝ち点24でトップを走っている。この後、14日に駒沢でキャノン戦、111日に花園でヤマハ発動機戦と続きます。今年もトップリーグプレイオフへ進出し、トップリーグと日本選手権の2冠を制して欲しいと願っています。

7.サッカーアジアカップ連覇を期待する

昨年のワールドカップは期待外れでしたが、また今年から新しいステップが始まります。その第一歩がアジアカップです。前回、アジアカップで初優勝しましたが、今回も勝って連覇を成し遂げて欲しいと願っています。しかし、アジアといえども実力伯仲であり、そう簡単には行かないだろうと思っています。19日からオースオラリアで開幕、楽しみです。

等々が期待するスポーツイベントです。今年もブログで取り上げ感想を書きたいと思っています。

2014年1月 1日 (水)

2014年 年頭所感

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新年明けましておめでとうございます。 2014年(甲午・・きのえうま・・)が皆様にとって良い年になることをお祈申し上げます。 今年も、このブログご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願い致します。

本来、宇宙の時間に区切りはありませんが、太陽系の惑星地球に住む人間が作った時間という単位に従い、新年を迎えると、不思議に気分が改まり新鮮な気持ちになります。これも先祖伝来の文明、文化の継承から来ることなのでしょうか。

さて、年頭といえば「一年の計は元旦にあり」と云うことで、あれもこれも考えなければと過去は過ごして来ましたが、齢(よわい)も70歳を過ぎると、世間の雑事に年初からとやかく言うのは憚られるという気になっています。

今朝、歩いて5分程で行ける近所の 「機物(はたもの)神社 ・・・天野川伝説に基づく織り姫を祀る神社・・・へ初詣に行って来ました。ひたすらお祈りしたのは、「健康で自立した生活と知的生産活動が出来る日々が長く続くように」でした。

従い、今日は政治・経済と云う、きな臭い話とは離れて、今年期待するスポーツの話題について述べてみたいと思います。今年私が期待するスポーツのイベントは、

1. ブラジル・ワールドカップ・サッカー

組み合わせ抽選によると、日本の1次リーグはC組で、コートジボワール、ギリシャ、コロンビア、と戦うことになっています。比較的抽選に恵まれた感じがしています。FIFAのランクではいずれも日本より上位チームですが、過去の対戦成績等々を勘案すると、1次リーグはなんとか勝ち抜けるのではないかと素人考えながら期待をしています。

2. 田中将大投手の大リーグへの挑戦と活躍

まず最初の興味は、大リーグのどこの球団と契約するのだろうか?ということです。私の希望としては、ニューヨーク・ヤンキースに加わり老齢化しているチームを立て直してほしいと願っています。仮に、ヤンキースに加わった場合、何勝するのかと云うことにも興味がわきます。

3. 40歳になった「イチローの復活」

昨年はイチローに取って非常に厳しい年でした。成績は、打率262厘、安打数136本、でしたが、成績よりも先発として試合に出場出来る機会が減り、安定した成績を残せなかったことです。更に、試合の趨勢が決した後の処理役としての出場を命じられる屈辱を味わった年であると本人は回顧していました。加えて、今年は大物外野手2人、レッドソックスからジャコビー・エルズベリー、カージナルスからカルロス・ベルトラン、を補強しました。これによりヤンキースの外野手としてイチローは5番手となり、出場機会が更に減ってしまうことが危惧されることです。年末のインタビューでイチローは昨年後半何かをつかんだというような発言をしていました。今年は、巻き返してくれるのではないかと密かに期待をしています。そして、なんとしてでもピート・ローズの安打世界記録4,256本を破ってほしいと願っています。

4. 大相撲での期待の星の活躍

期待の星は、私のふるさと島根県出身の「隠岐の海」、と現在住所がある交野市出身の「勢」です。二人とも有望力士であり、今年の活躍を期待しています。大阪場所(春場所)では是非応援に行きたいと思っています。

5. テニスの錦織圭の活躍

錦織圭も私のふるさと島根県の出身で、昨年はテニスの世界ランキング11位まで行きました。今年は是非トップテンに入ってほしいと願っています。昨年の全豪オープンでは、自身初めてグランドスラム8強入りを果たしました。今年の全豪オープンは113日から始まります。第17シードとしてのスタートです。8強入りどころか4強入りを狙ってほしいと願っています。その後、男子テニス国別対抗戦デビスカップ、ワールグループ1回戦、カナダ対日本戦が131日から始まります。こちらでの活躍も期待しています。

6. ラグビーパナソニック・ワイルドナイツ(元三洋電機のラグビーチーム)の活躍

現在、パナソニック・ワイルドナイツはトップリーグのAグループ(最も強いグループ)で4試合を終了し、4戦全勝で首位を走っています。これまで対戦した相手は、宿敵のサントリー、強豪東芝、トヨタ自動車、ヤマハ発動機、この4チームを破っての首位であり、今年は期待出来るのではないかと思っています。次の試合は、14日秩父宮でキャノン戦、111日花園で神戸製鋼戦、119日西京極でNEC戦と続きます。今の勢いからするとトップリーグAグループを首位で通過するのは間違いないと思っています。その後、トップリーグでのプレイオフ、日本選手権、へと続きます。

等々が期待するスポーツイベントです。興味のある方、是非応援よろしくお願い致します。

2013年1月 1日 (火)

2013年 年頭所感

昨年末33ヶ月にわたる民主党政権が終わり、新生自民党に政権が移った。はたして本当に自民党が新生なったかどうかは、今の時点で判断するのは時期尚早であると思う。

政権移行前の選挙戦から、安倍総裁は自民党が政権を取ったら日銀とアコードして、次元の違う「円高・デフレ対策」を打って経済を活性化し、強い日本を取り戻して行くと豪語して選挙戦を勝利に導いた。

安倍総裁の選挙戦での発言を市場は評価し、選挙の結果が出る前から反応し、円安・株高が進み、選挙戦がスタートした昨年の126日から1ヶ月も立っていないのに約8%の円安が進み本日11日午後230分での円レートは、1ドル=¥86.74となっている。一方、株価は円安を好材料に日経平均が約9%アップして大納会を終えた。

日本経済に於ける諸悪の根源は円高であると私自身(昨年113日付ブログ参照)も思っていた。何故円高対策が出来ないのかと民主党政権と日銀に対してイライラをつのらせていた。

こうした中、安倍総裁の口先発言のみでまだ何も手が打てていない段階で、あっと言う間の円安・株高である。はたして本物であるだろうか?とまだ信じられない。

この円安・株高が本物となり、デフレ克服、更なる円安・株高へと繋がって行くためには、年明けに行われる政府の経済対策、日銀による更なる金融緩和・インフレターゲットの設定、等々実際の手が打たれ、それを市場が評価してはじめて信じられるものとなる。

そして、円安状態がリーマンショック以前の状態である、1ドル=¥100~¥110程度が数年(少なくとも3年以上)続くのであれば、日本企業も復活しグローバルスタンダードと言われる利益を上げることが出来るようになる。この結果、法人税の増収、設備投資・研究開発費の増大、空洞化解消による雇用の拡大、給料のアップ、と好循環に入ることが出来、真の強い日本を取り戻すことに繋がる。

自民党が本当に変わったかどうかは、こうした政策を実行し強い日本を取り戻してこそ変わったと評価出来るものである。

自民党の政策が霞ヶ関の縦割り官僚制度の餌食となり、昔の自民党を彷彿させる単なるバラマキ政策に終わらないことを年頭に当たり強く希望するものである。

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